病室 ページ9
Aside
みんなと話して始めて30分くらいが経って、
だんだん外が色付き始めた。
峯 「 もう夕方かぁ・・・」
友 「 明日も学校あるし、
長居するのも悪いし帰る､､､？」
峯 「 だねぇ。」
才 「 帰るかー。」
佐 「 名残惜しいけど､､､」
A 「 みんな忙しいのにごめんね。
わざわざ来てくれて本当にありがとう。」
杏 「 また来るね。(微笑み)」
A 「 え、いいよっ。悪いってっ。(汗)」
杏 「 ううん、来させて。(微笑み)」
あんにん、優しいなぁ・・・
A 「 ありがとう、待ってる。(微笑み)」
杏 「 じゃあまたね。(笑)」
佐 「 ちゃんと治して、
元気になってまた学校で会おーぜ。(笑)」
A 「 うん、ありがとう。(笑)」
峯 「 じゃあまたね♪」
麻 「 バイバイ〜♪」
由 「 またね〜♪」
A 「 みぃちゃん、麻友ちゃん、由紀ちゃん、
またね、ありがとう〜。」
みんなと手を振って別れようとしてるんだけど、
みなみちゃんは動き出しそうにない。
A 「 みなみちゃん？どうしたの？大丈夫？」
み 「 あ、あのさ､､､」
A 「 うん？」
み 「 本当に、大丈夫なんだよね､､､？」
A 「 えっ､､､？(驚)」
み 「 いや､､､疑ってるんじゃないんだけど､､､
なんていうか・・・怖くて､､､(汗)」
そんなに心配させちゃってたなんて､､､(驚)
A 「 倒れたりして本当にごめんね｡｡｡
でも本当に大丈夫だよ、死んだりしないから。」
み 「 ほんと､､､？嘘じゃない､､､？」
A 「 嘘じゃない、嘘じゃないよ。」
み 「 ほんと､､､？(ｳﾙ)」
そんな､､､泣きそうな顔しないで､､､(汗)
A 「 そんな簡単に死んだりしないって。
それに、死ぬ程の病気なら学生なんて無理。(笑)」
み 「 そ、なの､､､？(ｳﾙ)」
A 「 当たり前じゃん。(笑)」
そんな酷い病気なら、
倒れて起きて直ぐにこんなに話せないし。(笑)
み 「 良かった､､､ほんと、良かった､､､(ｳﾙ)」
A 「 心配し過ぎだよ､､､(汗)」
み 「 だって､､､んん､､､ﾋｯｸ・・・」
A 「 えぇ､､､！泣かないで､､､！
そんな！泣かれちゃ私が困るよ､､､！(汗)」
み 「 ん､､､ごめ､､､ﾋｯｸ、ｯｸ・・・」
泣かないでよ、涙の無駄遣いだよ､､､(汗)
そんなに泣かれちゃ私が申し訳なくなる､､､
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年12月20日 17時
