講演会2 ページ44
敦子side
何故かまだ座る気配のないダンス部員を余所に、
空いてるイスに座った。
み 「 ダンス部はどーにかならんのか｡｡｡(苦笑)」
敦 「 ならないね。」
才 「 毎日部活があるんだから、
その時に打ち合わせでも何でもすればいいのに。」
敦 「 熱心なんだよ。」
才 「 ウチらもやるっ？」
み 「 何を？」
才 「 空き時間にバレーボール。(ｷﾘｯ)」
み 「 ないな・・・」
敦 「 ない・・・」
才 「 冷たっ､､､！」
空き時間にボールを扱ってたら、
危なっかしくて仕方ない・・・
峯 「 アイツらはよくまぁ踊るわ､､､(汗)」
莉 「 みぃちゃんだってダンス部じゃん。」
峯 「 さすがに部活外では踊らないよ､､､」
後ろの列に座ってきたみぃちゃんと莉乃。
友 「 ねぇみぃちゃん。」
峯 「 んー？」
友 「 あんなに踊れるなら、
優子だって予選に出れるって思うんだけど､､､」
峯 「 まぁ、確かに・・・」
敦 「 どれくらい踊ってるの､､､？」
一応ね､､､確認しておかないと､､､
友 「 え、ふつーに。」
敦 「 普通に・・・？(汗)」
優 「 みーちゃーーーんっ､､､♪」
峯 「 おー優ちゃん〜っ。」
友 「 もう踊るのやめたの？」
優 「 友が座るって言うからやめたよ。
それと・・・あれ､､､(苦笑)」
優子の視線の先には、
ダンス部顧問の山本彩先生が居る。
敦 「 目をつけられそうだからやめたの？」
優 「 別に私だけ目を付けられるならいいけど、
部員を巻き込むわけにいかないしね〜。」
峯 「 急に部長気取りしちゃって､､､」
優 「 んふっ､､､♪」
敦 「 そんなことしてる方が、
違った意味で目をつけられるんじゃない？」
友 「 そうだよ､､､」
みぃちゃんの膝の上に座って、
体を預けるようにしてる小さい優子・・・
優 「 みぃちゃんて気持ちいぃ・・・(ﾎｯ)」
峯 「 ありがと､､､(汗)」
篠 「 優子っ、ちゃんと座りなさいっ。」
友 「 ほら､､､」
莉 「 ほら〜優子ちゃん､､､」
言わんこっちゃない・・・(呆)
優 「 ん､､､まりこせんせぇ・・・
おおめにみてぇ・・・・・・んぅ､､､」
峯 「 眠くなっちゃったかな､､､(汗)」
莉 「 うん、めっちゃ眠そう。」
篠 「 はぁ､､､(呆)」
呆れ顔に更なる呆れを添えて額を抑えた麻里子先生。
仕方なく優子の背中にブランケットを掛けた・・・
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年12月20日 17時
