講演会 ページ43
みなみside
順位に対しての盛り上がりが冷めないまま、
1時限目が始まろうとしてる。
篠 「 今日は外部講師の方の講演会なので、
みんなでアリーナに移動しますよ〜。」
『えぇー・・・』
友 「 めんどくさ。」
莉 「 同じく､､､(苦笑)」
陽 「 その話って何の意味があるんですか〜？」
篠 「 とにかく講演会なので移動して下さい。」
み 「 移動して〜。」
峯 「 廊下では私語を慎むように〜。」
敦 「 アリーナだっけ???」
み 「 うん。先に行ってて？
みんなが出たら戸締りして行くわ。」
敦 「 分かった。」
み 「 ほらーっ、テキパキ動く〜っ。」
とはいえ私の言う事を真面目に聞いてる人なんて、
ほとんど居ないんだけど・・・(苦笑)
篠 「 みなみ、戸締りよろしくね。」
み 「 うす｡｡｡」
才 「 佐江行こう〜。」
佐 「 行く行く〜。」
み 「 ・・・よし、みんな出たかな。｣
教室に誰も居ないのを確認して、
ドアの鍵を閉めてアリーナに向かった・・・
〜アリーナ〜
峯 「 ほらほらーっ、
学級委員が来る前に座って待機するよ〜っ。」
梅 「 みんな座って〜っ。」
峯 「 早くしないと学級委員来ちゃうよ〜っ。」
み 「 来ちゃったんだが・・・(苦笑)」
峯 「 わっ、早っ。(驚)
みんな居るけどわちゃわちゃしてる｡｡｡(苦笑)」
み 「 見れば分かる｡｡｡(苦笑)」
仲良い同士で話したりなんだりしてて、
座ってない子すらいる・・・(苦笑)
里 「 タンタタタンタ、タタンタキックー・・・」
友 「 5.6.7.8・・・の後って？」
里 「 こうじゃないかな〜・・・」
こっちではダンスレッスン開講中ですか・・・(呆)
み 「 踊るな踊るなーっ。」
峯 「 踊るのあと〜っ。今は座るっ。」
み 「 切り替えろ〜っ。」
他のクラスはみんな真面目に静かにしてるのに、
どうしてこんなにもウチは賑やかなんだ､､､
陽 「 この講演って長い？」
み 「 まぁ、そりゃあな・・・」
峯 「 90分くらいじゃない？
その後に感想とか質問とか書くらしいよ。」
友 「 え、また､､､？(苦笑)」
優 「 苦虫を噛んじゃったみたいな顔して､､､(苦笑)
どーせ書かせたいだけでしょ。」
友 「 だるっ・・・」
優 「 校則フェチの先生が居ないだけマシ。」
友 「 言うまでもないね｡｡｡」
優子と友が揃って話してるとどうも、
喧嘩系集団に見えてしまうのは私だけかな､､､
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年12月20日 17時
