朝の呼び出し2 ページ15
彩side
呼び出しをしてしばらく待ってたら、
ぞろぞろと3人でやってきた。
優 「 おはようございますっ。」
友・梅 「 おはようございますっ。」
彩 「 おはよう。(笑)」
優 「 急に呼び出しだなんてびっくりだよぉ〜。
もぉさぁー、部活の時間じゃダメなわけ？」
彩 「 あんたは誰に口聞いてんのっ。」
優 「 あっ、すみません､､､(汗)」
まぁ、優子がタメ口なのはいつもの事だけど。
梅 「 何か報告とかですか？」
彩 「 さすが、察しいいね。」
梅 「 おー、良かった。(笑)」
彩 「 関東予選のタイムテーブルが出たのと、
会場が代々木第一体育館に決まりました。」
優 「 おーっ､､､！」
友 「 今年も代々木かぁ。」
梅 「 あそこなぁ､､､迷うんだよなぁ、この部長。」
優 「 もー迷わないって､､､！(汗)」
昨年は優子が初めての電車だったらしく、
かなり迷子になってたのが懐かしい。(笑)
彩 「 それで出演順は真ん中辺りの14番。
リハ会場入りが5曲前で第1リハ室。
15分間で音合わせ出来るのは最後の5分のみ。」
優 「 14､､､第1､､､最後の5分・・・はいっ。」
彩 「 大丈夫？」
優 「 はいっ、任せてくださいっ。」
友 「 優子よろしくね。」
優 「 当たり前よ。(ｷﾘｯ)」
大会の日は顧問もバタバタして忙しいから、
代表して纏めるのは部長がメインになる。
彩 「 タイムテーブルとパンフは今渡しとくから、
当日もコレを元に行動よろしくね。」
優 「 はいっ、お願いしますっ。」
彩 「 それと予選のメンバーなんだけど、
優子とAと玲奈抜きで構成して、
その3人の代わりに他のメンバーを入れるから。」
友・梅 「 えっ!?(驚)」
友 「 ちょっと待ってくださいっ､､､！
なんで部長の優子が選抜外なんですか!?」
梅 「 優子が居なきゃダメですって､､､！
ウチの顔だから部長にしたのに！」
彩 「 だけど調子も良くないし、
部長が居なくても予選は突破できるはずだから。」
友・梅 「 でも､､､！」
優 「 大丈夫大丈夫。
予選の時もちゃんと帯同はするから。」
友 「 友、誰とシンメ組めばいいの､､､(汗)」
彩 「 珠理奈と組んでくれる？」
友 「 えっ､､､(驚)」
優 「 友ごめん、よろしくね。」
友 「 そんな､､､(汗)」
出るメンバーで全力を尽くして、
出れないメンバーの為にも全国決勝に進みたいな。
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作者名：優菜 | 作成日時：2020年12月20日 17時
