AKB桜台学園高等学校Part11 (ページ45)

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まさか・・・？ページ45

Aside

抜き足差し足忍び足で後を付けてたら、
1つの部屋に行き着いた・・・

A 「・・・びょうじょう・・・
せつめい、しつ・・・???」

病状説明室・・・???

A 「え・・・(汗)」

なんでこんな所に優子ちゃんが・・・???

A 「人間違えか・・・」

うん、そうだ。きっとそう。
でも・・・気になる。もし、本人だったら・・・???

A 「・・・ぁ、隙間・・・」

窓が少しだけ開けられてて、
そこに微かな隙間を発見。

A 「んんーっ・・・見えないか､､､」

さすがに窓が高いところにあって、
中の様子は確認出来そうにない・・・

A 「それもそうだよね､､､」

外から簡単に中の様子を知れてたら、
プライバシーの観点で問題になる。

？「・・・てことなんだよ。わかるかい？」

? 「・・・うん・・・」

A 「あれ・・・???」

耳を澄ませば声が聞こえそう・・・

A 「んーっ､､､」

優「いや、でもね？敦パパ・・・」

やっぱり・・・(汗)
この声と喋り口調は間違いなく優子ちゃん。

前父「辛いかもしれない。
でもやるだけやってみない？俺も頑張るからさ。」

A 「・・・ぇ､､､なんの、はなし､､､???(汗)」

辛いって・・・？なに・・・???

優「・・・わかった｡｡｡」

え、待って待って､､､！
何に同意してるの!?

優「頑張りどきだもんね・・・」

前父「無理はしないでね。」

優「でも、今決めなきゃ・・・」

前父「言い難いけど､､､
あとは長くないかもしれない。」

A 「はっ・・・(驚)」

な、何それ・・・
ぇ､､､えっ・・・???(汗)

優「言い難いなら言わないでいいよ､､､(笑)
自分の身体だもん。自分が1番分かってる。」

前父「ごめんね・・・
ずっと頑張ってくれてるのに、無力で・・・」

優「そうだよねぇ・・・(笑)
あーそっかぁ､､､うん・・・ははっ､､､(笑)」

乾いた笑い超と諦めにも似た心のない声・・・

前父「笑うなよ・・・無理すんなって､､､」

優「いつかはこの日が来るって・・・
覚悟は決めてたんだけどなぁ・・・(笑)」

前父「優ちゃん、我慢しないでいいんだよ？」

優「泣くかこんなもん。泣いたら負けだよ。」

A 「な、に・・・これ､､､(汗)」

軽く震えてる優子ちゃんの声に、
居てもたってもいられなくてその場を離れた・・・