病状説明室 ページ44
優子side
呼ばれた時間になって、
智ちゃんと一緒に病状説明室に来た。
智 「 失礼しますー。」
前父 「 お、来たきた。おはよう。(笑)」
優 「 敦パパおはよう。なんか笑ってる｡｡｡(笑)」
前父 「 そりゃ？小児科医だから？(笑)」
智 「 小児科医以外でも笑顔な医師は居ます。」
前父 「 だとさ。(笑)
ま、いいから座りな。立ってると疲れるでしょ。」
優 「 うん､､､」
敦パパと智ちゃんのキレの良い会話に、
いつもの元気があれば参加出来るのになぁ､､､
優 「 ふぅ､､､」
疲れやすくて困っちゃう､､､
智 「 じゃあ私は仕事に戻ります。(笑)」
前父 「 はーい、ありがとう。(笑)」
優 「 えっ、行っちゃうの!?」
智 「 お仕事があるからね。嫌？」
優 「 い、嫌ってか､､､2人きり!?」
前父 「 なんだ、悪いか？(黒笑)」
優 「 わ、わるきゃ・・・ないさ、(汗)」
前父 「 だよね。うんうん。(笑)」
言わせやがって､､､
前父 「 敦子くらい連れてくれば良かったか｡｡｡」
優 「 いいよ。敦子は敦子で自分の時間もあるし、
そもそも講習と部活で忙しいでしょ。」
前父 「 どうだかなぁ､､､(苦笑)」
優 「 とりあえずいいの。
敦子に付きっきりで居てもらうのも申し訳ないし。」
前父 「 ん???」
優 「 いや、だからね､､､？
私なんかに時間取られてちゃ勿体ないでしょ｡｡｡」
私なんかの相手をしてたら、
敦子の時間を無駄にさせちゃうって時々思う。
前父 「 優ちゃんは敦子に怒られたいの???」
優 「 わかってる。分かってるよ。」
そんな事敦子本人に言ったら、
きっとビンタじゃ済まされない｡｡｡
優 「 あっ､､､」
前父 「 なんだい？」
優 「 ウチの親って元気に働いてる？」
前父 「 もちろんだよ。
相変わらず救命の過酷な現場を救ってるよ。(笑)」
優 「 そっか、ならいいや。」
前父 「 2人とも優ちゃんの心配ばっか。
優パパなんか初療室に居るか研究してるかだよ。」
優 「 もういいのにね､､､10何年もさ､､､(苦笑)」
前父 「 何言ってんだよ。」
優 「 難病だよ？いくら医療者で娘の為たって、
難しい病って書く敵を懲らしめるだなんて､､､(苦笑)」
前父 「 優ちゃん？病んだ？大丈夫？」
優 「 ・・・病んではないけど、
私にだってそう思う日くらいあるって話。」
明日があるって、いいな・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルー - 青のSPもまってます汗汗 (2021年5月13日 1時) (
レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優菜 | 作成日時：2021年4月9日 14時
