AKB桜台学園高等学校Part11

部活 ページ8

里英side



メニューを全て終えてから、
大会ナンバーの通し練を繰り返してる。



梅 「 ここ、ちょっとこっちの方がいい？」



友 「 その方がいいかも。ターンするから。」



梅 「 ラストってイチイチ？」



友 「 友と優子？」



梅 「 そ。」



里 「 私が1だから、れーごじゃない？」



れーごってのは立ち位置0.5って意味。



友 「 そう。」



梅 「 じゃ、そこの流しやる？」



里 「 うんっ。
全体で確認しといた方がいいと思う。」



峯 「 みんな集める？」



友 「 だね。」



峯 「 選抜しゅーごー！」



『はいっ！』



A 「 すみませんっ､､､お疲れ様ですっ。(汗)」



里 「 あっ、Aちゃん！」



梅 「 おっ、A！」



峯 「 Aちゃん！」



ホールの入り口から声がして見てみたら、
急ぎ気味に来たAちゃんだった。



梅 「 もう大丈夫なの？
今日は早退しても大丈夫だよ？」



A 「 ごめん、もう大丈夫。」



里 「 ほんとに???」



A 「 ほんとに。心配させちゃってごめんね。」



里 「 ホントのほんと？」



A 「 ホントだってっ。(笑)」



里 「 良かったァァァ､､､(ﾎｯ)」



峯 「 心配したよ〜､､､(ﾎｯ)」



梅 「 また何かあったら直ぐに教えてね。(笑)」



A 「 うん､､､ほんとにごめんね｡｡｡
せっかくの練習も全然参加出来なかったし､､､」



友 「 それはいいけど､､､」



梅 「 そこは、
Aちゃんが気にするとこじゃないって♪」



里 「 そうそうっ♪」



健康第一だし、
Aちゃんが元気で無事なのが大切だからね。



彩 「 おーA。大丈夫〜？」



A 「 あっ、顧問っ。はいっ、大丈夫です。
すみません、ご心配お掛けしました｡｡｡(ﾍﾟｺ)」



彩 「 それはいいけど、
今日のことはもう帰った方がいいんじゃない？」



A 「 えっ、やらせて下さいよっ！」



梅 「 そうですよっ、せっかく全員集まったのに。」



彩 「 もう練習始めて2時間経ってるし、
今日のとこは全体練終了。居残りもなし。」



『えぇー､､､』



彩 「 なんか里英もソワソワしてるし？(笑)」



里 「 ちょ、それは､､､！(汗)」



彩 「 ま、それは置いといて。(笑)
やりすぎが良くないのは事実でしょ？」



友 「 でも､､､」



内心言うと早めに帰りたい気持ちも・・・
少し、いや、それなりにあったりはする。

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