AKB桜台学園高等学校Part11 (ページ38)

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夕方の病院ページ38

敦子side

部活が終わってから急いで帰り支度をして、
学校を飛び出してバスに飛び乗った。

～バス内～

敦「何か来てるかな・・・・・・(ﾎﾞｿｯ)」

念のため優子からの連絡を確認するも、
何も来てない。

敦「うーん・・・(汗)」

ここまで音沙汰がないのは心配になる｡｡｡

～十分後・病院～

──トントンッ､､､

？「はいっ。」

敦「失礼しますー・・・」

あ「あっ、あっちゃんおかえり。(笑)」

敦「あっ、亜美菜かぁ。(笑)」

あ「結局ずっと居ちゃった。(笑)」

敦「破天荒お嬢に振り回されなかった？(笑)」

あ「それがさぁー・・・(苦笑)」

敦「ん､､､???」

亜美菜の目配せに誘われてベッドに視線を移したら、
静かに眠ってる優子の姿が・・・

敦「寝ちゃってるのか､､､(微笑み)」

あ「それがさあっちゃん。」

敦「うん???」

あ「投薬中に寝て以来起きてなくて､､､
呼びかけには反応してくれたりするんだけど､､､」

敦「えっ､､､？(驚)」

あ「低血圧も酷かったから先生に報告して、
薬を入れて貰ったら血圧は安定したんだけど､､､」

だから音沙汰なかったんだね・・・

敦「ゆうこー・・・わかるー???(ﾄﾝｯ)」

優「・・・・・・・」

敦「優子～っ。(ﾄﾝｯ)」

あ「優ちゃん～。」

優「・・・・・んぅ､､､ん､､､???」

敦「優子ただいま。(微笑み)」

優「・・・ん､､､ぅん・・・」

敦「大丈夫???」

優「・・・んぅ､､､ん､､､ｽｩ・・・」

あ「あれ､､､？(苦笑)」

敦「仕方ないね､､､(苦笑)」

とはいえここまで深く眠っちゃうのは、
さすがに初めてな気がする・・・

敦「副作用かな､､､」

あ「これでさ、効いてればいいんだけどね､､､」

敦「どういうこと???」

あ「効いてるときの副作用と、
優ちゃんの副作用ってちょっと違う気がして､､､(汗)」

敦「そうなの???」

あ「うん､､､(汗)」

治療を頑張ってるのに薬が効いてなかったら、
それこそ可哀想過ぎる・・・

敦「大丈夫かな､､､(撫)」

あ「うーん､､､(苦笑)
夕方からの投薬は様子見で止めて貰ったんだ。」

敦「じゃあ今やってる点滴は？」

あ「今は栄養入れてるのと、
あとは貧血が酷いからその薬入れてるって。」

またご飯食べてないのかな・・・