【SVT】愛し愛され【男主】

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疲れた、と倒れ込むようにしてベッドにうずくまった。

なんで死ねなかったうえにデカイ韓国人に目つけられてるの、俺。

昼だったからよくなかったの？

だって朝じゃちっちゃい子が可哀想になるから、ほぼ誰もいないような時間で帰り誰かの迷惑になる、そんな時間帯選んだじゃん。

なんで俺だけが苦しい思いしなきゃいけないの



「あ…ごはん、」


少しだけ残った気力を振り絞って床に落としたまんまのビニール袋を拾い上げるけど、中身は冷たくなってて、


せっかく温めてもらったのに、なあ

もういいや、食欲もないし。

このまま、寝ようか、でもご飯は食べなきゃ。

『Aちゃん帰ってる〜？お客さんがいるからでて欲しいんだけどぉ……』


『Aちゃ〜ん？』



『ちょっとまってね……』



『何してるのAちゃん！はやくして！』



なんで帰って来ちゃうのかな、折角眠れそうだったのに


「うん、お母さん。」


これも、あいつなりの気遣いなのかもしれないけど、俺はただ面倒で、きついだけなんだよな。

俺がいたって別に気にしないでよ。俺も気にしないからさ。


今日は、渋谷だめだもんな。

新宿……は、怖いし。

人が多くて警察官から逃げれるなはあそこら辺だし、渋谷方だったら交通費かからないんだけど。

まあでも、出会うはずないか。今日だけで二回もあってる人と。




「ごめんね、おかあさん」


『Aちゃんが悪いわけじゃないのよ』


そんなこと百も承知だわ。


俺が悪いわけないじゃん。ああもう、






「あたまいたいなあ、」

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