23+23=46 ページ23
午後の授業はぼーっとしながら頑張って耐えて、頑張って頑張った結果ついに放課後。
少しだけHRをして帰る。早く、はやく。そう思っても時間は正確ゆっくりと時を刻む。
挨拶をしたら大急ぎで教室をでて靴を履きかえて、はやく行こう待たせてるはず。
待ってなくても俺が会いたいから早く行く。転けそうな程に走って出会った場所に。
そうお前ばこれは昨日の出来事だったんだよななんて夢のような出会いを思い出しながら人の多い交差点を走り抜ける。
うるさい町中が俺の背中を押しているように感じるのはただの錯覚。だけどその錯覚に酔っていくのがただ楽しいんだよ
ダサい程に息を切らしながらホテルの前に付けば誰かがでてくる
「あっこんばんわAくん、あれこんにちわ？」
「えっと、こんにちわ。です」
「そうなの、まあ！行こう！あ、僕はジュンっていうよよろしくね」
「よ、よろしくお願いします」
ジュンさん、ジュンさん。口のなかで飴玉を転がすように彼の名前をつぶやく。
すごく大きな身長のせいでどこか怖く感じるけどしゃべり方はとっても優しい人。
JN「なにかたべる？」
「いや大丈夫……で」
JN「おーけんちゃな〜？」
「け、けんちゃな……？」
多分大丈夫って意味なんだろうけどちょっと調べたとはいえ韓国語に詳しくない俺にその言葉かけられてもあたふたするだけですジュンさん
チン、なんて音がしてエレベーターの電子画面は6階と表示する。時代も進化したもんだなあ、なんてじいちゃんみたいなことをいってみるけど、まあじいちゃんがどんなひとか知らないんだけどさ。
JN「648！」
腕を引っ張っていくからビックリしたけど、なんだろ、子供みたい！中身子供だけどとっても顔がよくてすごいなあ、ジュンさん。
あ、そうだよ。
「こ、こまうぉ。じゅにひょん。」
ありがとうでしょ。で、ヒョンをつけるって前教えてもらったし。合ってるはず。大丈夫？なにもいわないけど
JN「うううきようぉぉ」
「おちついてくださ」
立ち止まったと思ったら急にその場所にうずくまるジュンさん。こわいからやめてくださいほんとあなた大人でしょとかいいたくなっちゃうからやめて。
「じゅにひょ！！！はやく！！」
JN「ねーねー！」
ぱるり？ねー？えぇ…なにそれ…日本語じゃない言語とかこわい…
JN「いこっか！」
……すいませんジュンさん。
そこは日本語でお願いしたかった
_
韓国語と日本語の区別つけてない仇がでました
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あうにだ(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます…！最高といっていただきとても嬉しいです！今後もお楽しみいただけるよう精進いたしますぅ… (2020年9月26日 19時) (
レス) id: 1fc85f2ddd (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。ヤンデレセブチ最高です...！これからの展開が楽しみです！ (2020年9月26日 18時) (レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さわやかなえーど | 作成日時：2020年9月20日 18時
