【SVT】愛し愛され【男主】

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『ダメ』って言われるかな。と思ってたら許してもらえてなんだろう、『嬉しい』って気持ち以外の何かも湧いてきた気がする。わかんないけど。

早く会いたいけど授業は？って言われちゃいそうだから頑張って最後まで受ける。それを気力に頑張る。

時計をみればほぼ4限の終わりくらい。早く帰って上野にお弁当あげなきゃ。それでスングァンさんたちのことは…はな…………話したくないなあ、

初めてもらった携帯は重たいような重たくないような。そんな微妙な感じ。

携帯がどんな重さかなんて知ったこと無いけどたぶん重たいんじゃないのかなあ。なんて思ってはほったらかしてた。

沢山の連絡先が入っても重さは変わらないこの物体にふしぎだなあ、なんて感じながら三階の教室まで階段を上る。でも五六限面倒だし保健室にでも行こうかな。


MB「あっっっ國頭どこ行ってたんだよ探したわで弁当は」


「すまん忘れた」


MB「鈍器で殴りたい」

「物騒」


バックのなかを漁りながらそんな会話をして。それで弁当を出す。あんまり美味しくないかもなあ。


MB「……あれ、お前の分は？」

「あー、俺お腹すかないから良いの。食べて食べて」


ふうん、なんて顔をしながら弁当を食べる上野の顔を写真でとる。へえ。こう使うんだ。

「上野ｸﾝイケメンね」

MB「だろ、高身長だろ」

「わかんない」

MB「足がながいから胴が短いんだよ」


がやがやいう教室でバリアを張ったみたいにここだけはだれもいない。なんでおれがいると避けられちゃうのかなあ。


「あ、ちなみに今日一緒に帰れない」

MB「どしたん」

「んー、んーーー会いに行きたい人がいる。」


飯を食べ進めながら話を聞いてる上野くん。そんなに美味しい？この手抜き弁当。


…………はやく放課後にならないかなあ。


まだ明るい空にどこか腹が立つのは、多分俺のエゴなんだろうね。



____

上野くん出しすぎですねすいませんでもお友達作ってあげたいんですよね。はい。そろそろ上野くんくらんくあっぷですねありがとう上野くん

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