11+11=22 ページ11
携帯とか持ってれば上野に連絡して泊めてもらってたんだろうけど持ってないからなあ
うーん、どうしよう。
渋谷はキラキラと輝いているけど、お世辞にも綺麗とは言えなくて。
「えっと、なにしてるですか」
つたない日本語、誰に話しかけてるんだろう。えらいなあ。日本語で話しかけるなんて。
「あの、その、」
あれ、反応してくれてないんだ。可哀想。こんなにイケボなのに。もったいない。
「その、きみ、です」
……え、俺？
肩を叩かれたからゆっくりと振り返った。
「その、寝るとこ探してるんです。追い出されちゃったので」
ぽかん、としてるけど伝わってないのかな
「泊まるホテルを、探してます」
「あ、じゃあぼくととまりますか？」
え、ほんと？うそでしょ、こんな見ず知らずのチビ、ホテルに泊めれるんだ。心広いな、
「あはは、冗談は大丈夫です。」
冗談だとしても心は温かくなったからお兄さんいい人。
「じ、冗談じゃないです！」
「おにいさん、声大きいよ」
はっとしたように口を押さえる。可愛いねえ。
「冗談じゃ、ないです。一緒にいきましょ、」
結局この人も、やるだけやって捨ててくのかなあ。
まあ、眠れるなら。
「じゃあ、お言葉に甘えて。」
外国人っぽいけど名前なんて言うんだろう。
「おにいさん、何て言うんですか？あ、名前。」
「あ……ぼく、は」
SG「ブ・スングァンです。君は？」
「スングァンさん！僕は國頭Aです。」
いい人そうだけど、なんだろう。裏がありそうな。まあでも誰でも裏なんてものあるし。この人だけってことではないからたいして怖くないけど。
こんな夜中にこんなかっこいい人が歩いてたら、女の子たち無視できないだろうなあ。
まあ、この人は俺を選んでくれたわけなんだが。
優しい人なんだろうな。こんな時間に外にでてる子供に声かけるなんて。
SG「のむ、きようぉ、」
「え、なんですか」
SG「なっなんでもないの！」
そっと手を握ってるあたりが本当にかっこいいなスングァンさん。
20cmくらいかな。ちがう身長。そりゃでかく見えるか。
「しんちょ、のびないかな」
伸びたら俺イケメンだとおもうんだけど。
______
ぼやぼやしながら書いてたらなんかちょっと伸びてるような伸びてないような。
拙い文章ですがお気に入り登録やhit数ありがとうございます〜。
息抜き作品なので雑ですが評価等もよかったら。
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あうにだ(プロフ) - ユキさん» コメントありがとうございます…！最高といっていただきとても嬉しいです！今後もお楽しみいただけるよう精進いたしますぅ… (2020年9月26日 19時) (
レス) id: 1fc85f2ddd (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。ヤンデレセブチ最高です...！これからの展開が楽しみです！ (2020年9月26日 18時) (レス) id: 4710ad3399 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さわやかなえーど | 作成日時：2020年9月20日 18時
