冷酷アンサー！ ページ11
｢
｢ふぎゃっ！？なんじゃこりゃ！？｣
グリムの首にハートの首輪が、かけられ
｢ハートの女王の法律・第２３条『祭典の場には猫を連れ込んではならない』
猫であるキミの乱入は重大なルール違反だ。即刻退場してもらおうか。｣
｢オレ様は猫でもねぇ〜っ！！
こんな首輪すぐに燃やして···｣
また、炎を出す気か！？
懲りないな···この狸、いや、猫？
｢あ、あれ？炎が出ねぇんだゾ！｣
あの首輪をつけると魔法が使えない、そんな能力か。
｢ふん！ボクがその首輪を外すまでキミは魔法を使えない。ただの猫同然さ。｣
｢まるでペットのようだね。｣
｢に、にゃにー！？オレ様はペットじゃねーんだゾ！｣
｢心配しなくてもキミみたいなペットこっちから願い下げだ。
ま、学園からつまみ出される頃には外れてるよ。｣
へぇ...距離か、時間か
何れにせよ“何でもあり“の万能の力とは違うんだな。
胡散臭さがある笑顔でアズールは、彼を褒めた。
｢いや〜、相変わらず素晴らしいですね。どんな魔法でも封じてしまう、リドルさんのユニーク魔法。
絶対に欲しい...じゃなくて。僕なら絶対にかけられたくありません。｣
欲しい...手駒にするということか、魔法そのものを奪えるというのか。
ああ、ダメだな。
また、無意識のうちに裏を探ってしまう
もうあの頃とは違うのに。
｢どうにかしてください！貴方の使い魔でしょう！？
しっかり躾を······｣
そう言ってユウに詰寄るクロウリー
｢私の使い魔じゃないです！！！｣
流石にキレたのか少し食い気味に抗議するユウ。
｢え？貴方のじゃない？...では、君のですか？｣
｢嫌だな、見知らぬケモノなんだけど。｣
｢お二人の使い魔じゃないんですか？！！｣
｢さっきから何度も言ってるじゃないですか！｣
｢さっきから何度もユウが訴えてただろう。｣
二人同時に訴えた。
｢...そ、そうでしたっけ？｣
クロウリーはごほんと、咳をして話を変えた。
｢では、学園外に放り出しておきましょう。鍋にしたりはしません。
私、優しいので。｣
優しい人は自分では言わないものだと思うけど。
｢誰かお願いします。｣
人にやらせるのか...胡散臭さが増してくるなこの学園長。
｢オレ様は...絶対、絶対！
大魔法士になってやるんだゾー...！｣
そう叫び連れ出されたグリム。
何故ああも必死何だろう。
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koto(プロフ) - 主人公めっちゃ好き、ニャル様の性格めっちゃ好き、監督生めっちゃ好き (2021年2月26日 14時) (
レス) id: 1bcbef6402 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - リーチ兄弟に気に入られそう… (2020年6月16日 12時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます！…めっちゃ好きって言われてめっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年6月15日 0時) (レス) id: ff7ab8a113 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - めっちゃ好きです！ (2020年6月12日 22時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - 風見ツクヨさん» コメントありがとうございます〜！最高、なんてそんな…!凄く嬉しいです！ありがとうございます！！！ (2020年5月9日 2時) (レス) id: fda8b91e10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：久遠 | 作成日時：2020年5月5日 5時
