#18 逆転人生 ページ19
『ねぇ、帰り彼奴呼んでちょっとお話しようよ』
『えっ、何の〜?』
『そりゃあ三田っちと仲良くしてるから生意気な〜・・・って感じの?』
『ちょ、語彙力なさすぎ(笑)』
『まあまあ・・・。・・・で、何時呼び出すのさ』
『そりゃあ・・・』
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三「なあA」
貴「?なあに?」
三「久しぶりに一緒に帰らない?丸母も一緒なんだが・・・」
貴「!良いよ、全然!私最近丸母くんと帰れてなかったし・・・」
三「そうなのか、だったら1階の下駄箱の前で待ち合わせだな」
貴「わかった!・・・ぁ、今日黒板消す当番なんだよね・・・。だからちょっと遅れるかもしれないけど、それでもいい?」
三「ああ。それも丸母に言っておくよ」
貴「ε-(´∀`;)ありがと!」
三「どうって事ないって」
「おーいお喋り禁止しろー。そろそろ授業始めるぞー」
「「はーい」」
そう言った先生は、改めて授業を開始した。
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ー放課後ー
Aは、三田や丸母との待ち合わせに向かっていた。
すると・・・
1「ねえ、神堂ちゃん。ちょっと待ってくんない?」
貴「は、はいっ何でしょう・・・」
普段話しかけられない女子3人組から話しかけられたのだ。
その3人は何やら怒っている様子で・・・
2「神堂ってさ、生意気だよね」
3「そうだよ。三田っちと仲良くお喋りしちゃってさ」
1「そうよそうよ」
2「・・・ウチらと三田っちとの仲、取り持ってくんない?」
貴「そ、それは・・・・・・3人のうちの誰かが勇気を持って話しかければいいのでは・・・」
2「・・・チッなに生意気言ってんのよ」
3「そうよ。仲の良い貴方から話しかけてもらおうと思ったのに。・・・何よその言い草!」
そこから暫く、女子3人を相手とした言い争いが起きた。
そして・・・
ズルッ
貴「・・・・・・・・・えっ」
「キャァアアアアアアア!!」
「落ち・・・落ちたわ!誰か!!」
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作者名:零慈-レイジ- | 作成日時:2020年11月26日 0時