第32Q ページ33
虎ちゃんに言われて、みんな一斉にシャツを脱いだ。
景「……ふーん。ま、いいんじゃねーの？夏からリコのメニューちゃんとこなしてるみてーだな。スタミナはもちろん、筋肉もバランスよく強化されてる。とりあえず褒めてやる。それとA、お前はひとまず論外な」
『え？なんで？』
景「お前の数値は高校生離れしてるからだ。限界値が視えねぇ。バスケから離れてたクセに、あまり鈍ってもいねぇ」
誠凛「「「え！？」」」
『え、でも虎ちゃん、バスケは一応やってたよ。毎年夏休みになると、アメリカにいた時の師匠が俺をアメリカに引きずっていくんだもん。ちなみに、大我が師事してもらいに行った人だよ』
景「ふーん……じゃそこから2組に別れろ。お前らケーサツ、お前らドロボーな。じゃあそこの山で、ちょっと3時間ぐらいケードロしてこい」
なるほどー！！
そーゆーことね！！
誠凛「「「え！？」」」
景「その後練習。フットワークから、負けた方は倍で許してやる」
誠凛「「「え"え"っっ！？」」」
そして、みんなでケードロをしに行った。
俺は行く直前、虎ちゃんに一応聞いてみた。
『ね、虎ちゃん！これってアレ？』
景「まぁな」
黒「はぁはぁはぁ…」
伊「大丈夫か？黒子！！」
黒「はい…！」
日「いたぞ！あそこだ！！」
伊「しまった！！」
日「待てコラテメーらぁあ！！」
伊「………っ」
『鬼ゴッコなんだから、鬼から逃げんのは当たり前や！！つか、待て言われて待つ奴がいるかー！！』
日「知るか待てボケー！！」
そして3時間、みっちりケードロをしていた。
誠凛「「「終わりました〜」」」
景「お、じゃ練習始める前に、本番まで1ヶ月弱、お前らに必要なことを伝えとこう」
小「え…！？今走ってきたのは…」
景「バァカ。こんなもん、ただの下ごしらえだ。一見、チームプレイを重視するお前らとは対照的なチームだ。…が、俺に言わせりゃ、あっちの方がよっぽどチームプレイできてるね」
確かにそうだ。
それは俺も思っていた。
誠凛「「「…え！？」」」
景「もちろん奴らはそれを重視してるわけじゃない。できてるってだけだ」
そうや。
アイツらはな…
景「個人プレイをやらなきゃいいってもんじゃねーんだ。大事なのは、一人一人がゴールを常に狙う気持ち。それがあってこその連携だ。ただの仲良しこよしは、チームプレイとは言わねーよ」
それは1番俺が分かっているから。
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アクア - わざとじゃないんだけど、夢主の名前,夢主の妹と同じ怜にしちゃった..... (2020年8月5日 18時) (
レス) id: 09cbd981b0 (このIDを非表示/違反報告)
高波湊(プロフ) - 征ちゃんでしょ… (2018年11月14日 21時) (レス) id: 2e2d69576b (このIDを非表示/違反報告)
雪無 - 征ちゃんですか (2018年2月28日 15時) (レス) id: 581099bb6b (このIDを非表示/違反報告)
ＬＵＮＡ(プロフ) - はじめまして読ませて頂いてます。私の予想ですが無いとは思いますが…ｽﾞｶﾞﾀｶの赤様ではないかと…あくまで予想ですが。 (2017年8月12日 22時) (レス) id: d5be7d4200 (このIDを非表示/違反報告)
うららん - ライガーさんの絵、夢100に出て来そう (2016年12月7日 18時) (レス) id: b38c5b7d85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビタちょこ。 | 作成日時：2016年3月25日 1時
