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快「…来た」
秋林磨「だな。僕等は何も知ら無い振りを装うんだ」
影景「分かったわ。陽斗、マーシャルアーツは抑えて」
陽斗「了解。…分かったよ」
榧「ええ。勿論よ」
紫曜「…分かった」
アロン「やっほー！遊びに来たよー！」
秋林磨「否、アロンさん。貴方、何時も別の方法で来てるのに、何故玄関から来るんですか…」
アルス「アロンはドラ焼き、私は外郎、ミディナは桜餅を食べに」
快「ただ遊びに行ってるだけじゃん」
陽斗「…本当にね」
ミディナ「…バレた？」
影景「流石に。だって、アロンさんの口回り、ドラ焼きの餡子だらけだもの」
アロン「ん！あ、本当だー…」
快「ミディナさんも桜餅の餡子が少し付いてたし…」
ミディナ「ん、本当ね」
秋林磨「レナマスター、呼んで来ますか？」
アロン「ううん。呼んで欲しい人は"此処に揃ってるから"」
秋林磨「…それは一体？」
アロン「ねえ、其処に居るんでしょ？榧」
榧「…あら、バレちゃった？」
アルス「髪の毛の色…。黒じゃない…」
ミディナ「桜色…？」
アロン「さてと、ヒドラーが何処に居るのか知ら無い？」
紫曜「ヒドラーって誰です？そんな人、此処には居ませんよ」
アロン「…っ」
紫曜「話はそれだけですか？それだったら、別の連絡方法を使えば済みましたのに…。嗚呼、休憩と言う名目の和菓子食べに行ってたんでしたっけ？だったら、使えないのも無理はありませんよね」
アルス「如何して知ってるの」
紫曜「如何してって…。アロンさんが言ったんですよ？別の事してたらあの連絡方法は使えないんだ、って」
アロン「…っ」
アルス「アロン…(呆れ)」
ミディナ「アロン…(呆然)」
アロン「…御免。でも、コレだけじゃない。他の神達も何処に居るのか知ってる？」
紫曜「知りませんね。少なからず俺は教科書に出て来る位の神しか知りませんね。他の神、が何を示しているのかは存じ上げませんけどね」
アルス「…じゃあ、この字が誰のか知ってる？」
紫曜「知りませんね。少なからず俺等の字ではありません」
アルス「…そう」
アロン「…話はそれだけ。御免ね。時間取らせちゃって…」
秋林磨「否、大丈夫です」
アロン「また何かあったら来るかもだけどさ。レナさんには宜しく言っといてね！」
秋林磨「承りました」
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アロン「駄目だ。情報が無いや…」
アルス「アロン」
アロン「…っ！？」
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作者名：AK | 作成日時：2019年7月15日 9時
