ポケボカ【番外編】3 (ページ45)

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歪んだ思いは何処へ行く？ページ45

陽斗「影景…。何処に行ったんだ？あれ？ねぇ…。何処？」
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陽斗「ねぇ…。影景。何処？独りぼっちは嫌だよ…。何処に行ったの？」
影景「陽斗！やっと見付けたよぉ…。御免ね…。怖かったよね？もう大丈夫だからね！」
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陽斗「何処？なぁ…。影景…？」
影景「やっと見付けた…。あれ？何故泣いてるの？もう、大丈夫よ。私がずっと一緒にいるもの」
陽斗「怖かった…。ずっと一緒にいてくれる？」
影景「勿論。一緒にいるわ」

『あのね。俺には“聞こえた”んだ。影景の「苦しいよ。痛いよ」って言う声が』

陽斗「影景、苦しかったら、言ってね？」
影景「え…？嗚呼、大丈夫よ」

『影景は自分が苦しくても言わない事も知ってる。でも、俺は…』

陽斗「知ってるよ？影景が心の中で苦しいって言ってるの」
影景「え…？」
陽斗「影景、榧が憎いんだよね？」
影景「違っ…」
陽斗「知ってるよ。影景が憎いって憎悪を感じたく無い事も」

『俺はずっと影景の心の声を聞きながら生きている』

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少し歪んだ愛情