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バレンタイン ページ12

ーなつめ目線ー
翌日、みんなはそれぞれ好きな人(?)にチョコを渡した。
その時の様子も尊すぎて仕方がなかった。真っ先にチョコを渡しに走って行ったのはあさひ。
あさひ「きら〜!はいっ、あーん」
きら「あー…」
何をするのかと思ったらあさひはきらの口の中にチョコを放り投げた
きら「んッ?!…何これ、チョコ…?」
あさひ「せいかーい!はいこれ、バレンタインチョコ!」
そう言ってあさひはラッピングされたチョコを渡した。
きら「ありがと…//」
あれ、きら恥ずかしがってる?意識してる?そんなことを考えていたらあさひが誰かに向かってウィンクをした。目線を追った先は、ともやだった。
するとともやは決心したように頷き、しょうの所へ行った。
ともや「はい、これ、バレンタインチョコ…。」
しょう「えっ、くれるの?!やったぁ〜!チョコ0個回避だぁ〜!」
なつめ「そこ?wそのチョコ、ともやがしょうの為にめっちゃ頑張って作ったんだよねぇ〜。」
思わずツッコミを入れると同時にともやを少しからかった。
ともや「…ッ//いや、その…」
しょう「えっ!そうなの?ともやありがと〜!」
…相変わらずコイツ鈍感だなぁ。いや、本当は気づいているのかもしれない。
ともや「どういたしまして!//」
この2人の会話をもう少し聞いていたかったのだが、そうも行かない。
ふと見ると、もうはるたがゆうにチョコを渡しに行った所だった。
はるた「ゆう〜!はい、これチョコ!」
ゆう「わぁ〜!ありがと〜!」
あれ、意外と動揺しないんだなぁ。
はるた「えへへ//」
ゆう「ほんとにありがとう!大事に食べるね!//」
あぁ、しっかり照れてたわ。さて、まなとはどうなってるかな。
見てみると、まなとはまだたいきにチョコを渡しに行っていないようだった。
まなと「なんで俺がたいきに渡さなきゃいけないんだよ…。」
なつめ「まぁ、いいじゃん。俺もいおりにチョコ渡したし。まだ渡してないのまなとだけだよ。」
俺がそう言うと、まなとは渋々了承してくれた。
まなと「たいき、これ。」
たいき「…えっ、これ、くれるの?!本命?本命ってこと?!」
まなと「ちげーよ!義理だ、義理ッ…//」
たいき「ちぇー…。」
そうは言ってるが、たいきの顔を見てみると、「まなとに貰えて嬉しい」と言うのが伝わってきた。
それにしても、今年は特に疲れるバレンタインだったなぁ。
そうして、幼なじみ10人のバレンタインは過ぎていった。

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🪿 - 読み返してみたら尊さがえぐ過ぎました、、、 (5月2日 17時) (レス) @page5 id: 658bacf4e6 (このIDを非表示/違反報告)
桃色さん - 🪁さん» ありがとうございます!次回も頑張りますね! (2月3日 15時) (レス) id: 29370e54ea (このIDを非表示/違反報告)
🪁 - 続き楽しみにしてますね‼︎ (2月2日 19時) (レス) @page5 id: dd9e1cfbbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃色さん | 作成日時:2024年2月1日 16時

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