タマミツネが天眼に成るまで (ページ2)

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・・・またかページ2

起きると流石に彼女は居ない

タマミツネはふぅと息を吐き、空を見上げた

それ以来、相変わらずハンター達はタマミツネを狙い、そのたびにハンター達を蹴散らした

その頃タマミツネはその失った右目にも慣れて
タマミツネの相当の上位に、そして最年長に
君臨するように成った

そんなある日渓流に現れた若先者のジンオウガを仕留めた、そんな時またもハンターが現れた

・・・またか

そう思いながら左目で彼女を睨んだ

「・・・・あ！」

・・・ん？

ところがところがタマミツネはハンターを見て
少し気を緩めた
かつて、アロワナとサシミウオを交換した
彼女だった

対する彼女は嬉しそうに近いて来た

「あの時のタマミツネ・・・・だよね？」

言葉は分からないがかつてのタマミツネか確認
しているのだろうと思い頷いた

「そうなんだね！」

彼女は嬉しそうに答え、ポーチからサシミウオを出してタマミツネに渡した

「あの時わありがとう・・・・・・サシミウオが主食なんだよね・・・・食べてくれるかな・・・・？」

タマミツネは別段警戒せず・・・・するのも
馬鹿らく、食った

「良かったの！・・・・私これからジンオウガ
・・・討伐に・・・行くから・・・あれ？」

彼女がよく見るとジンオウガの死体が転がっていた

・・・こいつか？

タマミツネわ死んだジンオウガを彼女の前に
出した

「・・・いいの？」

タマミツネは頷いた

「いいのかな？・・・・ともかく、ありがとう！」

彼女の笑う姿は、とても清々しかった