オクタヴィネルの1年は苦労人【ツイステ】

3-3 発表リザルト！ ページ9

Aside




え…えっ？


何これ、俺こんなの聞いてないんですけど！？アズール兄！？


ビックリしたのはソイツらも同じだったようで慌てだす。




「ふな"っ！？な、なんじゃこりゃ〜〜！？頭にイソギンチャクが生えた！」


「グ、グリムもアイツと契約してたのか！卑怯だぞ！」


「そう言うデュースの頭にも生えてるじゃねーか！」




あれ、お互い契約してるの知らなかったの？


てっきり一緒に契約してんだと思ってた。




「こんなもの、すぐに引き抜いて……いでででっ、取れねぇんだゾ！」


「え、え！？グリムどうしたんだ、それに二人も！」




引き抜こうとする狸(？)が涙目になる。


それを見ていた唯一イソギンチャクの生えていないヤツがアタフタしてると、獣人が来た。




「騒がしいと思って来てもれば、お前らか。何やってんだ？」




誰だ…？と思ってチラッと見ると。


アイツら…！ちょっとした噂になってる監督生とか言うヤツと狸とその取り巻きじゃん！


確か………同級生だよな。A組の……エース・トラッポラと、デュース・スペード。


それに、B組のジャック・ハウルまで！


犬耳生えてる！触りてえ！！




「ジャック、お前も契約を……って、イソギンチャクが生えてない……だと！？」




スペードがそう言ったのを見て俺もチラッと見ると、確かに生えていない。


え、意外と真面目キャラ？




「見た目のわりに超真面目クンかよ！」


「はあ？何言ってんださっきから。
　っつーか、お前らの頭のソレ、なんなんだ？」




俺と同じ事を思ったトラッポラに、ハウルは呆れたような顔をする。


そして誰もが疑問に思うであろう頭のソレを聞いた。


すると。




「コレは、その……ふな"っ！？なんだぁ！？あ、頭がイソギンチャクに引っ張られる！」


「いでででっ！頭がもげる〜！」




急に三人が痛がりだした。




「くそっ、絶対服従ってこういうことだったのか……っ」


「「「あぁあああぁああ〜〜！！」」」




そう叫ぶや否や、三人ともどこかに歩いて行った。


これは………アズール兄のとこに行った方が楽しめそうだな。

3-4 約款プレス！→←3-3 発表リザルト！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す