オクタヴィネルの1年は苦労人【ツイステ】

3-9 救援テンポラリー！ ページ32

監督生side




「エース！？」


「てめ、何勝手に決めてんだ！」




ジャックも一緒になって焦る。




『俺はいいけど……ジェイド兄ー』


「真面目に働いてくれるなら、僕らは誰でも構いませんが……」




いいのかい。


駄目って言ってくれた方がありがたかったです。




「お前たちだって、店から追い出されたら困るだろう？」


「マジでしんどいんだって、裏でグリムも体中泡だらけになって洗い物してるんだぜ？頼むよー」




2人に小声で迫られ、ちょっと悩む。




「………………チッ……しょうがねぇな。早めにカタをつけて、さっさと帰って寝たい」


「寝る！？」


「寝るって、まだ9時だろ。お前、普段何時(いつ)ごろ寝てるわけ？」


「いつも10時にはベッドに入ってる」




すっごい健康的！


10時ぐらいに寝れたの、1番最近でいつだったっけ……




「マジでただの良い子か、お前は！」


「尊敬する……」




話がずれていっていると、フロイド先輩に戻された。




「小エビちゃんとウニちゃんも、店の手伝いするってことでいーのね？
　んじゃ、まずこのドリンクを3番テーブルに持ってって」


「あ、はい！」




早速指示を出されドリンクを持って行こうとすると、Aが来た。




『モストロ・ラウンジの手伝い、ナメんなよ？』




そう笑顔で言ったAは、急ぎ足でカウンターの方へ去って行った。

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