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3-8 誘惑ルアー! ページ23

Aside




「僕は、ジェイド・リーチ。こっちは双子のフロイド」


「どーもぉ、フロイドでーす。よろしくねぇ、小エビちゃん」


「そして、こっちが……」




そこまで言うと、ジェイド兄とフロイド兄がこっちを向いて来たので俺も一歩前に出た。




『A・ドルフェーンだ。一応、オマエらと同じ1年だから。よろしく』


「「「同級生!?」」」




想像していたような反応が返ってきた。




「A・ドルフェーン……あ!
 どこかで聞いたことあると思ったら、成績優秀者の中に入ってなかったか!?」




そう言ったのは、スペード。




『あぁ……入ってたよ、最後の方だったけど』


「なるほど……だからイソギンチャクが生えてないのか」


『は?俺アズール兄と契約結んでないから。勝手な事言うなよ』




トラッポラに言いがかりを言われた俺は、少し強く言い返す。


すると、ジェイド兄に止められた。




「A、落ち着いて」


『……うん』


「さて、話を戻しますが。
 もしかして、ユウさんのお悩みは……このおバカなイソギンチャクたちについてではありませんか?」




一言多いジェイド兄の言葉に、思わず笑いそうになるが我慢する。




「もしかして……なんてよく言うぜ。ニヤニヤしやがって」


「なに、コイツ?ツンツンしててウニみたい」


「なっ……ウニじゃねぇ!オオカミだ!」


『うわー、尻尾フッサフサ!』


「あっおい!触んな!」




見たことないぐらいの尻尾のもふもふ感に、触りたい欲求が芽生えて触った。


止められたけど。




「もしユウさんのお悩みの種がイソギンチャクたちについてなら……直接アズールに相談するのが一番だと思いますよ」


「なんだと?」




ちょっとだけ疑っているハウルに、俺が付け足す。




『アズール兄は、グレート・セブンの海の魔女みたいにすっごく慈悲深い人だ』


「ええ、きっと貴方の悩みを聞いてくれるでしょう」


「そうそう、アズールはどんな悩みも解決してくれるよ。例えば……
 そこにいるイソギンチャクたちを自由にしたい、なんて願いでも」


「「「えっ!!!!」」」




よしよし、いい反応してくれてるね。


このままいけば……

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雪だるま(プロフ) - 初コメ失礼します!オクタヴィネル側に行って欲しいです! (2021年9月26日 16時) (レス) @page32 id: c71206cb36 (このIDを非表示/違反報告)
キムチ御前 - 初コメ失礼します!私としては、夢主くんはオクタヴィネル側にガッツリいってほしいです!更新楽しみにしてます!頑張ってください。 (2021年9月19日 8時) (レス) id: eb7e66b3cf (このIDを非表示/違反報告)
J&F - ストーリーとちゃんと繋がってるのに違和感が無いので凄く読みやすいです!更新頑張ってください!! (2021年9月13日 19時) (レス) id: f7aefb59eb (このIDを非表示/違反報告)
A.M.(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください。 (2021年9月9日 22時) (レス) id: 4bb7acd49d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやあや | 作成日時:2021年9月9日 19時

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