3-7 標的モニタリング！ ページ21
監督生side
大食堂＿＿＿
そして、ついに昼休みになった。
「さて、今日のランチはイカスミパスタにしましょうか。おっと、きちんと野菜も取らなくては。
炭水化物ばかりでは、栄養が偏りますし……何より太りますから」
俺……最後に野菜食べたのいつだったっけ。
「アズールの奴、まさに完全無欠の優等生って感じだな」
「そうだな、俺とは正反対だ……」
手応えも何も感じることができなかった俺たちが少し落ち込んでいると、聞き慣れた声がした。
「ふな"ぁあ〜〜〜〜……早速アズールのヤツにこき使われてヘトヘトなんだゾ〜」
グリム達がイソギンチャクを生やしたまま戻ってきていた。
「オクタヴィネル寮の掃除、ラウンジの給仕、購買に使いっ走りまでさせやがって」
「ぼくなんか、今日は朝6時に呼び出されたぞ」
なんか、想像以上に疲れてる。
「お、お疲れ様3人とも」
「今日もこれから“モストロ・ラウンジ”の手伝いだし」
「ローズハート寮長には、『アズールと契約するだなんて。首をはねてしまうよ！』って怒られて反省文書書かされるし……」
デュースがリドル先輩の真似をする。
……あんま似てないし、ちょっと気持ち悪い。
「頭のイソギンチャクは取れなくてカッコ悪いし……」
「｢｢はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜｣｣」
グリムが付け足したかと思えば、3人揃って大きな溜息をつく。
「フン。自業自得だ」
相変わらずジャックは辛辣だな……
とはいえ、ちょっと労働環境に問題ありだな。早めになんとかしてあげたいが……
と考えていると、背後から急に声をかけられた。
「おや、どうなさったんです。暗い顔をして」
「あはは、ココ、イソギンチャクの群生地じゃん」
『フロイド兄、生えてないヤツに迷惑だよ』
三者三様の声が発せられる。
「ふぎゃっ！出たな、そっくり兄弟！……ん？誰なんだゾ、オマエ」
そこには、モストロ・ラウンジにいた3人が立っていた。
-----✂︎ｷﾘﾄﾘ✂︎-----
Aさんなんですけど、最初ガッツリアズール側の予定だったんですが
最近中立(監督生側に手助け)的なポジションの案も出てきました
どちらがいいですかね？
お気に入り、評価ありがとうございます！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪だるま(プロフ) - 初コメ失礼します！オクタヴィネル側に行って欲しいです！ (2021年9月26日 16時) (
レス) @page32 id: c71206cb36 (このIDを非表示/違反報告)
キムチ御前 - 初コメ失礼します！私としては、夢主くんはオクタヴィネル側にガッツリいってほしいです！更新楽しみにしてます！頑張ってください。 (2021年9月19日 8時) (レス) id: eb7e66b3cf (このIDを非表示/違反報告)
J&F - ストーリーとちゃんと繋がってるのに違和感が無いので凄く読みやすいです！更新頑張ってください！！ (2021年9月13日 19時) (レス) id: f7aefb59eb (このIDを非表示/違反報告)
A.M.(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください。 (2021年9月9日 22時) (レス) id: 4bb7acd49d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あやあや | 作成日時：2021年9月9日 19時
