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30*you* ページ30
部屋に戻り
シャワーを浴びて
髪の毛を乾かすと
既に1時…
寝坊しちゃう
早く寝なくちゃ
ベッドに滑り込んで
目を閉じる…
…
…
…
…
…
何度も寝返りを打って
広いベッドの真ん中に寝たり
ベッドの端っこで丸くなったり
するけど…
眠れない
ベッドが広すぎる…
はぁ…
お水取りに行こ…
ドアを開けて
つま先立ちで歩いて
キッチンに向かうと
まだリビングは明るかった
そっと覗くと
…グクが寝てる
スマホは床に落ちてて
グッスリ眠っているようだ
「…グク、起きて
風邪ひいちゃうよ」
体を揺すっても
ピクリともしない
リビングを見回しても
掛けるものがなくて
私は急いで部屋に戻り
クローゼットに入っていた
ブランケットを手に取り
また急いでリビングに向かった
相変わらず
静かに寝息を立てて寝ているグクに
ブランケットを掛けると
ん…
と寝返りをうった
「ふふっ…かわいい」
いつも膨らむ頬を
つんつんとして呟いた
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作者名：愛流 | 作成日時：2021年11月15日 4時
