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29*you* ページ29
リビングも広すぎるぅ…
ソファーに座って
クッションを抱いて
スマホでランダムに
音を流す
目を瞑ると
いろんな振りが
浮かんでは消えてを
繰り返す
いつも考えるのは
ダンスのことだけ
余計なことを考えられないぐらい
目を瞑ったまま
天を仰ぐ
なんて幸せな環境だろう
サポートダンサーとしての
お披露目も近づいているけど
今は不安はない
やれることをやらなくちゃ…
そんなことを考えていたら
みんなが集まってきて
一人じゃない食事をした
3人の食欲にびっくりして
たくさん笑った夜ご飯
JM「ヌナ、おやすみなさい」
JH「おやすみ！明日楽しみにしててね」
夜が更けてきて
ホビもジミンも
私にハグをして
部屋に戻って行く
グクはソファーに横になりながら
スマホを触っている
「グク？明日早いのに大丈夫？
私も部屋に戻るけど…」
と声を掛けると
大丈夫だから部屋行っていいですよ
なんて
こちらを見ることもなく
言われる
素っ気ない
「じゃあ…おやすみなさい」
そう言い残して
足早に部屋に戻った
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作者名：愛流 | 作成日時：2021年11月15日 4時
