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今日は、拓哉、来てくれなかった。
そうよね､もう、大学生だし。
しかも天下の東大。
拓哉は、私のものではない。
会えなくなるかもしれない。
フッと私の頭によぎった。
不治の病だ。
いつか死ぬんだ。
初めて死ぬことが怖くなった。
ハァッ、ハァ、ヒュー
喉がなっている。
呼吸、つらい。
涙がボロボロと、溢れる。
痛いよ、
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
kwmr「A…？！」
拓哉がきてからそのあとはよく覚えていない。
そのあと目を覚めたのは、2時間後。
昨日と同じ目覚めだった。
白く慣れない天井。
横には拓哉が心配そうに私を見ていた。
kwmr「大丈夫…?」
「うん。」
自力では体が起こせなかったので拓哉に起こしてもらう。
その時、無意識に拓哉に抱きついていた。
涙も滝のように溢れていた。
kwmr「…どうしたの？」
「…」
涙がボロボロと出る。
少し動かしづらい腕で拓哉を強く抱きしめる。
「…死ぬのが怖い。」
「拓哉に会えなくなるのが怖い。」
月の光に任せて、全部を曝け出した。
「拓哉はいつでもどこでも一緒にいてくれた。」
「拓哉は私の心の支えだよ。」
「ずっと、そばにいて。来てほしくない最期まで」
「…拓哉のことが大好きです」
私が言い終わると拓哉は強く抱きしめ返してきた。
kwmr「ごめん､心配かけたよね」
kwmr「僕もずっと貴女のそばにいたい。いさせて欲しい。」
kwmr「僕も大好きです。」
「へへっ…嬉しい」
「ありがとう」
拓哉は腕をほどき、私の顔を見つめている。
手はしっかりと握っていた。
月の光で彼の頬が少しだけ赤くなっているのが見えた。
kwmr「じゃ、僕をそばに置いてくれることを誓いますか?」
「えへへ、…はい」
「じゃぁ、私のそばにいることを誓いますか?」
kwmr「はい。」
私たちを照らす月の光。
そして、中で響くリップ音。
もう、絶対に破れない誓い。
絶対にちょっとでもいいから長く生きてやる。
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神影(プロフ) - ごめんなさい。まじでめっちゃ好きですこれ。もう泣く。うん。ずーっと泣いてる。 (4月13日 19時) (
レス) @page38 id: 690f341ea7 (このIDを非表示/違反報告)
zawawa(プロフ) - 百日紅さん» コメントありがとうございます！！ 最後まで読んでいただけて、そしてこのような言葉をいただけて本当に嬉しいです。 ありがとうございました！！！ (9月27日 6時) (レス) id: fe93001be6 (このIDを非表示/違反報告)
zawawa(プロフ) - わつちなつさん» レス遅くなりすみません💦 こちらの作品も読んでくださってたんですね…泣 本当に嬉しい限りです！！ 最後までありがとうございました！！ (9月27日 6時) (レス) id: fe93001be6 (このIDを非表示/違反報告)
いちごあいす - 最終話まで読ませていただきました。すっごく感動して最後のほうなどはまじで泣いてました。とても切ない話でとても心のきました。この作品を作ってくださりありがとうございました。ぜひ新作を出して欲しいです。お体に気をつけて。 (8月3日 22時) (レス) @page39 id: c3f43ac855 (このIDを非表示/違反報告)
百日紅 - 先日、最終話まで読ませて頂きました。とても感動的な作品で、胸に刺さるものがあったように感じます。これからの作品も楽しみにしています。くれぐれも無理はしないで、ご自身のペースで活動していただければと思います。素晴らしく感動的な作品を有難う御座いました。 (6月24日 15時) (レス) id: a726dfbcd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zawawa | 作成日時：2022年12月5日 15時
