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1週間後
私「んー。終わった終わった！」
茉由「終わったって言っても後数学残ってるけどね。」
あいり「1番やなやつ残さないでほしいー。しかも1教科だけだとやる気失せるー。」
私「それなー。でも数学は道枝先生だから絶対むずいよね。」
あいり「補習になったら担当みっちーかなー。なるんだったら恭平くんと2人がいい！」
茉由「いやいやそれは無理でしょw 私だってはっすんとならいくらでも数学やるし。」
私「現実は道枝先生だからねw」
あいり「かっこいいんだけどねー。」
私「は？どこが？」
あいり「まあAは長尾くんのこと好きだからでしょ？
普通に見たらあの先生かっこいいと思うよ。関西弁だし。まあ恭平くんが1番かっこいいけどねー。」
茉由「まあいい風に言えばクールだし。年上だからね。うちらはリアコじゃないからミーハーなんだよ。
はっすんには勝てないけど。」
2人ともなんやかんや推しが1番じゃん。貶してんのか褒めてんのかわかんない。
あいり「まあみっちーは置いといてなにわ聞こ。気分転換に。」
茉由「そだね。何にする？」
あいり「あれがいい！ほんまに虜や〜ってやつ。」
私「わかった、流すねって何これ。」
あいり「どーしたの？」
私の目に１つのニュースが止まった。
不思議と思った2人がスマホを覗く。
タップするとそこには
＜なにわ男子長尾謙杜熱愛 人気新人女優〇〇とデート！？＞
熱愛？
誰が？ 謙杜くんが？
ありえないありえない
茉由「A…」
あいり「きっとデマでしょ…！きっと…」
2人の声が頭に入らない
苦しい、息が…
私「はあ、はあ、はあ。」
茉由「え、ちょっと大丈夫？」
あいり「A…」
上手く息が吸えない
長尾「俺のことだけ見とけって。」
これも
長尾「好きや。」
あれも
長尾「愛してんで。」
この言葉も全部
嘘…？
好きな人に嘘つかれるのが1番
私「辛いよ…」
ねえ謙杜くん、私はこれからどうやって生きてけばいいのかな…
君のいない世界は真っ暗だ。
※フィクションです！不快な気持ちにさせてしまったらすみません🙇🏻♀️🙇🏻♀️🙇🏻♀️
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作者名：まつやま | 作成日時：2023年8月15日 18時
