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私「よっしセーフ。」
意外にも余裕に下駄箱についてしまった。まあラッキー。
？「あれ、A？」
？「本当だーAやん。」
後ろから見覚えのある2人。
私「わ、茉由にあいり。ってことはー」
あいり「せーの！」
3人「「「ちゅきちゅき〜」」」
これは私たちにとって大事な挨拶。
とは言っても昔ふざけて遊んでたら癖ついちゃっただけなんだけどね。
私「ねね。朝の謙杜くんみた？めっちゃかっこよかったよね！まじ天使」
茉由「またAは口を開けば長尾くん。彼女か。」
彼女は萩野茉由。
クールで頭も運動神経も抜群おまけに顔も。
うちらの頼れるお姉ちゃん的存在。
ちなみに彼女は大橋和也くん推し。(ちょっと不思議)
私「別にいいじゃんかー。片想いしたって。かっこ良すぎるのが悪い。」
茉由「辛くない？前から思ってたけど」
私「辛くないわけないじゃん。むしろ辛い。」
あいり「それじゃあさ…」
私・茉由「「？」」
なにを言い出すんだこいつ…まさか謙杜くん降りろとかじゃ、
あいり「俺に片想いすれば？」
私「は？」
あいり「片想いごっこ。」
忘れていた。彼女がとてもお馬鹿なことを。
彼女は松田あいり。
推しは高橋恭平くん。このお馬鹿なところがそっくり。
常にふわふわとしており食いしん坊。妹みたいな感じ。
茉由「急な千輝くんやめて笑」
私「君の好きをもっと教えてもっと聞かせてー。」
あいり「失恋の記憶、早く俺で上書きして？」
茉由「必要ないしいらない。ほら早くいくよ。」
あいり「まゆち塩。ちぎちぎより冷たい。」
私「競争だー！」
茉由「あ、前見て！」
ドンッ
私「あ、すみま…」
げ、
？「いった…」
こいつ…
長々とすみません汗
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作者名：まつやま | 作成日時：2023年8月15日 18時
