春雨１ ページ16
病室に入った時、悲しそうにかたを震わす志都くんの姿が目に飛び込んできた。
どう、声をかけたらいいんだろうか。そう思っていると、
いつもと同じように、手話で話しかける翔。
「志都、ぼくまってた。起きてくれてうれしいよ」
志都くんは、ばっと翔の身体をだきしめて、それから無理をしているように
笑った、、、わらったんだ。
「翔くん、おれ……」
何かを言いかけた。でも、志都くんは何にも言わなかったんだ。
言う前に涙がポロリとこぼれてしまったから。。。
「志都？ 何で泣くの？」
「…また、…翔くんに会えたのが……うれしいから」
その日はすぐに帰ったけど、志都くんがひまわりハウスに来所するかもしれない。
そう電話で聞いた。
「志都…耳悪くなったの？」
「高熱で、神経ってところがね、傷んじゃったんだって。」
不思議そうに首をかしげてから翔は、複雑な顔をした。
志都が生き続けてくれてうれしい、でも…少し悲しい運命を背負ってしまった。
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あかり(プロフ) - 小傍唯さん» あっ！ありがとうございます/// (2013年3月18日 21時) (
レス) id: eca0ed450a (このIDを非表示/違反報告)
小傍唯 - めちゃくちゃ萌えます！！ (2013年3月18日 1時) (レス) id: 2a8b21a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
小傍唯 - こっちの翔ちゃんは (2013年3月18日 1時) (レス) id: 2a8b21a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - りんちゃんの小説もたのしみにしてるよ (2013年2月7日 17時) (レス) id: eca0ed450a (このIDを非表示/違反報告)
凛音りん(プロフ) - あかりさん» いえいえ♪ (2013年2月6日 22時) (レス) id: 2ea33295dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作者ホームページ：https://twitter.com/akaruihosi_akar
作成日時：2012年8月9日 20時
