我が家のお兄ちゃん。［∞］ (ページ4)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,499 hit

4 ページ4

…

章/亮「ただいまー」

章大くんに誘われて、家にお邪魔した。

…それにしても…家、大きすぎひん…？

·

玄関に入ると、一人の男の子が走ってきた。

忠「章大兄！亮兄！おかえりぃー！

あー！女の子ぉー！彼女さんー？」

あぁ。何や、この可愛い子。

するとリビングから、二十歳ぐらいかな？それぐらいの男の人が出てきた。

裕「2人共、おかえり。

…あれ？女の子？」

『あ…はじめまして…。章大くんたちと同じクラスの中野Aです…』

亮「友だち。連れてきた。」

裕「Aちゃんやね。はじめまして。

ゆっくりしてってな。」

とても優しそうな人だった。

あーあ。親がこんな人だったらよかったのに。

章「え？Aちゃん？」

『え…あ…』

あ、ヤバ。声に出てた。

『…ううん。何でもない。』

·

·

忠「おーい。Aおねーちゃーん。」

『…んー…』

目を開けるとさっきの可愛い男の子の顔。

信「こら、忠義！お姉ちゃんから離れぇ！」

忠義…？あ、この子、忠義って言うんや…

それにしても、何で起きたら忠義くんが…？

章「あ。Aちゃん起きた？」

『ん…？章大くん…？』

…ん？起きたってどういう意味？