【完結】愛しき実験ハムスター〈２〉【名探偵コナン】

愛してください６６ ページ23

コナンside




安室「．．．」

コナン「．．．」



き、気まずい．．．

完全にこじらせた。



Aが残した厄介な爆弾は、さわやか王子(営業スマイル)をはりつけながらプレゼントを選ぶ。



にしても、何でAは安室さんと手を繋がないんだ？

普通ならいつも一緒にいる安室さんの方が安心するはずなのに。



安室「これなんてどうですか？」

コナン「いいんじゃない？それよりさ、その顔やめなよ。」

安室「やだなぁ、これが僕の顔ですよ。」



嘘つき。

俺からみたら鉄壁の作り笑顔だよ。



コナン「Aは好き嫌いで選んだわけじゃないと思うよ。」

安室「それでも僕を選ばなかった。」


まぁ、結果としてはそうなったけど．．．

中々手強い爆弾だ。



コナン「Aなりに理由があったと思うな。」

Aは天然だから、俺らが言われないと気づかないような理由が。



コナン「それに、Aは安室さんの事ばっかり話すんだよ？」

安室「僕のこと？」

コナン「うん。」



安室さんのプレゼントを選ぶ手が止まった。

ちらりと視線がよこされる。


アクセサリーショップにて、Aに聞かされたことを意気揚々と話はじめた。

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