【完結】愛しき実験ハムスター〈２〉【名探偵コナン】

愛してください５８ ページ15

コナンside




安室「＿＿＿なので、今日は迎えに来るのが遅く「僕たちもだよ。」え？」

コナン「園子姉ちゃんに誘われて、僕たちも行くことになってるんだ。」


困ったな．．．今日は元々安室さんがAといる予定だったから、俺も行くことになってる。


安室「困りましたね．．．」

コナン「あ！」


こんな時、頼りになる人は．．．

安室さんに内緒でこっそり連絡。


しばらくしてポアロに入ってきた人物をみて、安室さんは固まった。


沖矢「私でよければ、Aさんを預かりますよ。」

コナン「よかったね、安室さん。」

安室「．．．そうですね。」



安室さん、顔。





*




*




シャンデリアの眩しい明かり、グラス片手に世間話をする夫人。

美しい女性を口説くおっちゃん。

それを怒る蘭。



コナン(こりねーなぁ、おっちゃんも。)



園子「あ！そろそろね。」

蘭「何が？」



蘭の問いに答えるよう、会場の明かりがステージへと集まった。

タイミングよく司会者も現れる。



司会者「今宵お集まり頂きました紳士淑女の皆様に、主催者である鈴木園子さまよりご挨拶賜りたいと思います。」


え、園子？

園子は明かりが集中するなか、隠し持っていたマイク片手に堂々と話始める。


園子「どうもー、今日はおじさまの代わりに私が挨拶させていただきます。えっとー．．．乾杯！」

「「「「乾杯」」」」


その言葉と共にステージの横からスモークが吹き出す。
無駄に格好いい仕様だ、園子の挨拶以外は．．．

コナン(あいつ、なに言うか忘れたな．．．)



ウェイター「こちらを。」

蘭「あ、どうも。はい、コナン君。」

コナン「ありがとう！」


差し出されたのは夫人方とは違う赤色のジュース。

博士たちにも同じものが配られる。

口をつけ、蘭たちとパーティー気分に浸っていると



「うっ．．．ぐ．．．！」



俺たち以外の人が苦しみ始めた。

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