【完結】愛しき実験ハムスター〈２〉【名探偵コナン】

愛してください７０ ページ27

Aside




『透？』

安室「どうしましたか？」

『．．．何でもない．．．』



何でだろう、透、怖い．．．

ちらりと目をみれば、すぐにそらされてしまった。


とーる．．．？


もらったブレスレットの鈴が、悲しげにチリンと鳴った。





コナン「いくよー！」

安室「わかりました。」


『あ、待って＿＿＿わぁ！？』



透のあとを追って歩いていると、人にぶつかってしまった。

相手の持っていた飲み物を被る。




女性「す、すみません！お召し物が．．．」

『大丈夫、着替えはあるから。それよりケガしてない？』

女性「私は平気ですけど。」




ぶつかった私も悪いのでそういうと、女の人は更に謙遜する。

どう言えばいいのかな？



困っていると透が私の肩を引き寄せた。



安室「すみません、こちらは大丈夫ですよ。貴方こそ服に飲み物が散っていますから、着替えた方がよろしいのでは？」

女性「そうですね、ありがとうございます。」



透に肩を抱かれたまま部屋にはいる。



安室「新しい服を買ってきますから、お風呂へに入って来てください。」

それだけ言い残し、透は部屋を出た。

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