愛しき実験ハムスター【名探偵コナン】

愛してください４ ページ4

バーボンside





バーボン「ハムスターの世話？」


ベルモットが真剣な顔で切り出した話が
まさかの飼育だとは。


ベルモット「私だと、もしもの時に殺せないから。
　 よろしくね、バーボン。」




もしもの時？
ハムスターを殺す時なんてあるのか？



ベルモット「いくわよ。」

バーボン「．．．はい。」




訳のわからないまま
部屋を出た。





*




*




バーボン「失礼します。」









しばらく声が出なかった。

マジックミラーの部屋にひとり
女の子がうずくまっていたのだ。




ベルモット「彼女がハムスター、シェリーが飼っていたのよ。」




ベルモットの言葉にハムスターが反応する。
懐かしそうに小さくシェリーと呟いた。
ベルモットはそれに少しだけ顔を歪めると、
「よろしくね。」と部屋を出てしまった。





バーボン「よろしくって．．．」



『？』




何をどうすればいいんだ？

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