愛しき実験ハムスター【名探偵コナン】

愛してください１７ ページ17

バーボンside




バーボン「貴方らしくないですね、
　 災いの元を遠ざけないんですか？」


ハムスターがいると言うこと、
人間だと言うことは組織の幹部のみが知る。

その容姿はベルモットとシェリー、そしてバーボンしか知らない。



だとしてもだ。

ハムスターに関する情報が残っていないとも言い切れない。

ジンたちも見たことがある可能性を考えると、
預けるのは得策ではない。



ベルモット「同じ場所にいてくれた方が守りやすいのよ。」


ベルモットは鞄から服やヘヤセット、変装道具などをを取り出した。

準備周到である。



安室の携帯を取りだし、彼に電話をかけた。



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コナンside




灰原とハムスターの関連性がわからない。



なぜそこまで執着し、
辛そうに顔を歪ませるのか。



蘭「コナンくん、お留守番よろしくね？」

コナン「はーい！」



今日はおっちゃんも蘭もいない日。
静まりかえった事務所のソファに寝転がる。


ハムスターを写していない瞳。
飼っていたとは思えない飼育の不馴れさ。


おかしいとしか言いようがない。


考えるにしても、キーワードが少なすぎる。
直接本人に聞くしかないか。


博士の家に行こうとした時、携帯が鳴った。




コナン「安室さん？」

安室〈いきなりだけど、頼まれてくれないかな？〉

コナン「．．．事件？」

安室〈いや．．．ハムスターの飼育．．．？〉

コナン「はぁ？」



ハムスターブームなのか？

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