【完結】《轟》がなつかれたい闇墜ちヒーロー【刀剣乱舞×僕のヒーローアカデミア】 (ページ7)

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闇堕ちの短刀４ページ7

主side

寝てしまったAを背負って鍛刀部屋をでる。

意識を手放す寸前に言っていた《みかにい》とは、三日月のことだろう。

会わせるべきかな？

会わせたいが、Aからの憎しみの霊力は消えていない。

一度闇堕ちすれば、戻りにくいときいたことがある。

ないとは思うが、兄弟たちに斬りかかられるのは避けたい。

後悔から闇堕ちを悪化させてしまうだろう。

三日月「主や、Aは寝ているのか？」

後ろから声がかかった。

私の気配を感じて、追いかけてきたのだろう。

「まだ近づかないでね。もとに戻った訳じゃないから。」

そう言うと、少し残念そうな顔をする。

身内が．．．兄弟が闇堕ちしてしまったのが辛いのだろう。

Aが受けた苦しみや悲しみを想像しているのかもしれない。

三日月を安心させるように微笑む。

「大丈夫。私が元に戻すからっ！」

三日月「期待しているぞ、主。
　ところで、一時間前から政府の役人が来ているのだが．．．」

そ・れ・を・早・く・言・え・！！(＃・∀・)

*

*

*

「すみませんっ！」

政府「構いませんよ。
　いきなり押し掛けてしまいましたから。」

起こさないようにそっと近くにAを寝かせる。

布団はさっき歌仙にしいてもらった。

政府「まだ闇堕ちのままですか？」

「はい．．．どうしたら．．．」

答えると、政府は何かを考えるように視線を泳がせた。

政府「．．．決めました。」

そのまま３分くらい経ったころ、

政府は何かを決意したように口を開いた。

政府「闇堕ちを直すために、友達を作るんですよ。
　それは刀剣ではダメです。
　辛い過去を思い出させてしまうので。

　 Aが暴走しても止められる。
　くらいの力を持つ人たちが集まるところ。」

思い当たるところはひとつしかない。

それは．．．．．私が通う予定の．．．．．．．．

政府「雄英高校ですっ！」

政府は名案を思いついたとばかりにドヤ顔で

宣言した。