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資材も届け終わったし，仕事は一通り終わりかな〜
それにしても，レノさんは心配だな。
かなり無理してるみたいだし，体壊さないといいけど……
ーーーーーーその頃
レノ「はぁ……」
(思うように彫れない。いや，どう彫っていいのかわからない。)
(やっぱり辞退すべきだ。僕に務まるわけが……)
？「おい！そこの彫刻師っぽい男！」
レノ「ん？」
？「さては貴様，悩みを抱えるマイスターだな⁉︎」
⁇「哀愁が漂ってるぞ！」
レノ「なんなんだ，君たちは」
？「ふははははは，聞かれたからには答えねばな。」
？「刮目し聞き遂げよ！我ら兄弟，世界一の悪党になる男！」
二人「闇夜の二人だ！」
ここで皆さんの心を代弁しよう。
名前ダサッ！！
？「闇夜の二人だ！」
⁇「大事なことだから二回言ったんだぞ」
レノ「なんだ，芸人さんか。悪いけど，今はそんな気分じゃないんだ。」
レノ「あっちに行けば人通りも多いから，見てもらいたいならそっちに……」
？「おぉっと，そうは行かないよ？今から始まる僕達のステージに，貴様には主役として，立ってもらわねばならんからな。」
ｶﾁｬｯ←銃(怪しい)を構えた音
レノ「なっ……⁉︎」
？「さぁ，存分に暴れるがいい！黒妖精よ！」
？「マイスター共の夢を，黒く塗りつぶしてやるのだ！」
ーーーーー
ｿﾞﾜｯ
夢主「ん？」
M《どうかしましたか？》
夢主「いや，ちょっと寒気が……」
M《風邪ですか？夜遅くまで起きてるからそうなるんですよ。自業自得というやつです。》
夢主「Métis，君最近辛辣だね。」
M《気のせいです》
それにしても，イヤな予感するんだよなぁ。
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作者名：米麹かもしれない | 作成日時：2022年4月9日 12時
