B2 混乱 ページ43
違う…ザックは私の神様なんかじゃない
それに決心した私は1人でもいいって…
顔を上げると甘い香りと共に
小さな真っ黒な影の女の子が
見えた
(?)
「嘘つき1人は嫌なくせに…」
その黒い影の女の子は涙を流したながら
私に近づいて縋ってきた
(?)
「嫌だ、寂しいよ」
その影が何か言うごとに心が
潰されるように痛む
(A)
「うるさい!最初に戻るだけ…」
私がそう言うと影はまた口を開く
(?)
「本当は化け物なんて呼ばれたくないよ…
こんなことなら産まれてきたくなかった
だからって死ぬことも出来ない
苦しいよ…どうして神様は私を見捨てるの…?」
この暴れる感情をどうにかしようとして
私は叫んだ
(A)
「神様…神様うるさい!
私は化け物それでいいの!
だって化け物なんだから殺されて
傷つけられたってしょうがない…
恐れられても1人になったってしかたない
化け物なんだから人を殺したって…
違う苦しくなんて
私は…私は間違ってなんていない!!」
私はナイフをその影に降りあげて切り裂くと
その影は強い風につつまれて影を吹き飛ばして
姿を表した
…私だ
ザックと初めてあった時の私…
生々しい火傷のあとそして幼い私の後ろには
私が今まで殺してきた人達が現れて
全員で私に言い放った
「「みーんな貴方のせい」」
それを聞くと私は全てから逃げるように
うずくまって顔だけを上げた
すると私の前から雲のように風に吹かれて
一瞬にして消えた
…ははは
3つ目の薬ってこれのこと…
いつもまにかに私の下には
血溜まりができていたそして
その血溜まりにはあのお爺さんの顔が
映って見えて優しい声が聞こえた
(お爺さん)
「_______________
_______________ 」
その言葉を聞くと頭に静かな鈴の音が響いて
その後は考える時間もなしに
後ろから足音と私の名前を呼ぶ声が
近づいてきた
自分の状況を確認すると薬を塗りにきたのに
叫んだり暴れたりしたせいで
逆に傷が開いてきてそこから流れた血で
できた血溜まりの上で座っていた
(ザック)
「おい!Aお前大丈夫かよ!
って血まみれじゃねぇか!」
(レイ)
「Aよかった生きてる…」
やばい絶対ゲンコツが飛んでくる…
そう思って目をつぶるといきなり
身体が宙に浮いた
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名無し(プロフ) - っっっ‥‥‥‥【ナナシ ハ セン ノ ダメージ ヲ オッタ】好きです!!!これからも更新頑張ってください!!!😭 (3月26日 17時) (レス) @page46 id: 9f491c41ca (このIDを非表示/違反報告)
さつてんと舞台最高! - 泣きたい,,,皆様が書く殺戮の天使の小説は神すぎて泣いて笑ってハハハハハですよ!もう神✨頑張ってください😭 (6月5日 22時) (レス) @page46 id: 8b47d12e98 (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - ザック可愛すぎだろ… (2021年10月12日 0時) (レス) @page46 id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - 更新停止中…だと… (2021年1月1日 1時) (レス) id: e66444f48b (このIDを非表示/違反報告)
餡子 - とてもおもしろかったです続き楽しみにしてます!!!!! (2019年1月20日 20時) (レス) id: bceaa8cd15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティアナ | 作成日時:2018年9月8日 0時