22話目 ページ23
「意味わかんない…なんで私の学校は本部からも警戒区域からも遠いの…！！」
警戒区域手前にやっとの思いで着いた時、私は既に息切れをしていた。
人混みをかきわけ走って走って…そりゃ疲れるよ…
膝に手をついて呼吸を整えていると、耳元でピピッと小さい音が鳴った。
「…はい、初瀬です」
忍『A、こちら忍田だ。今基地の近くにいるな？』
「？…まあ、いますけど…どうかしたんですか？」
忍『上空の爆撃型トリオン兵が本部に接近してきてる。そこから撃てるか？』
上を見上げると、確かに五体の近界民が接近していた。
下向いてばっかで気付かなかった…結構大きめな近界民だね
「撃つことには問題ないですけど…援護ですか？」
忍『いや、一体目と五体目の撃墜を頼む』
「りょーかいしました」
いやー、この距離から無茶言うなー忍田さん
心の中でマジかよと思いつつ、攻撃に移行した。
「誘導炸裂弾」
メテオラとハウンドを混ぜた技。
弾丸はすごい速さで放たれて、一秒たたずに近界民に当たって爆発し撃墜させた。
思わず撃った本人が耳を塞ぐぐらいの爆音が響く。
…やっぱ公平の変化誘導弾より、勝手に追尾してくれるこっちのが楽だよ
イルガー二体目と三体目は基地の砲撃で撃墜、四体目は太刀川さんが一刀両断。
で、最後は私！
一体目を撃墜させたのと同じ技で五体目もちゃっちゃと撃墜させた。
ふう、と一息つくとまた耳元でピッと音が鳴る。
忍『A、助かった。で、次のお前の相手は新型だ』
「いえいえ。新型って奴を倒せばいいんですね、分かりました」
そこで通信は終了した。
新型倒せの命令が出ましたが正直新型って何それ美味しいの状態の私…
んんん。警戒区域入ったら会えるかな、会えるよね！多分！
新型近界民に会うべく、また走りだそうとした時。
後ろから車の走ってくる音とクラクションが聞こえた。
「あ！」
小「A発見〜！」
烏「小南先輩、A捕まえて下さい」
小「捕まえる！？どうやって！？」
烏「モタモタしないで下さい、通り過ぎちゃいますよ」
小「でっ、でも！！」
大丈夫かー！！不安になってくるんだけど！
危なっかしいこなきりに捕まるの怖いけど逆においてけぼりも辛い…
私までわたわたして、何も出来ないまま車が横を通過した時。
レイジに捕まった。
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夕葉見(プロフ) - 花音さん» ごめんなさい！今すぐ直してきます、指摘ありがとうございました！助かりましたー！ (2015年8月28日 10時) (
レス) id: 670ee35a55 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - とっても面白いです！けど一つだけ指摘させてください。出水は国近さんじゃなくて柚宇さんって呼んでます (2015年8月26日 0時) (レス) id: aaaae65d81 (このIDを非表示/違反報告)
漣 - 更新がんばって！続き待ってますっ！ (2015年5月17日 9時) (レス) id: 6749ee94fc (このIDを非表示/違反報告)
三風藍(プロフ) - 私もヒュースすごいタイプだから主人公ちゃんと気が合うかもwwwこれからも更新頑張ってください続き楽しみに待ってます！ (2015年5月5日 19時) (レス) id: c4675d711c (このIDを非表示/違反報告)
峰りん - 角の生えた空飛ぶゴリラ、ジェットゴリラWW 更新頑張ってください☆ (2015年5月2日 23時) (レス) id: fe3074f548 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕葉見 | 作成日時：2015年1月14日 23時
