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「おい、誰の番か知らないけど、ここは危険だ！止めとけ！」
『つがい…？』
「お前、霊なんだろ？」
『うん』
「はぁ、、とにかく！ここは止めとけ！マジで地獄だぞ？ここは！番の人には後で謝っとけ！そして、今すぐ家帰れ！」
『え、やだ』
「だからっ、！」
ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ
「うわっ！！…うわー、チャイム鳴ったわ、、とにかく帰れよ！早く！！俺は行くから！」
『え、ニンゲンさんは…』
…行っちゃった
ニンゲンさんどこかな
『えっと、ここは、』
1、1
『1と1だ』
ここにニンゲンさん居るかな？
…あ
「なぁ、俺たち暇じゃないのに、何でこんなことさせんのかなぁ、Aよぉ！！」
「…」
ニンゲンさん、白い液体かけられてる、、
「なぁ！！なんか言えよ！！！早く！！！」
「…ごめんな、さっ、っ…」
…ニンゲンさん、？
悲しそう、、
『…』
「…い」
『…？』
なんか、呼ばれてる、？
「おい！」
『うわ、さっきの』
「お前、帰れって言ったろ？」
『え、あ、いや、でもっ、…』
「んー、もうどっちにしろ帰る時間だし、強制的にでも帰ってもらうからな！！」
『え、でも、ニンゲンさんが…』
「いーから！！かえるの！！」
『ちょっ、！！引っ張ら…』
…俺は引きずられてガッコウを出た
『…ぐすっ、』
「！？…ちょっ、泣くなって！」
『だっ、て、ニンゲンさんが…』
「…その、、ニンゲンさんのことは分かったから、、一旦落ち着け、一旦、な？」
『だって…なんか、ニンゲンさんが悲しそうな顔してるの見ると、悲しくなってきて、、』
「いや、ニンゲンさんに何があったんだよ」
『白い液体、かけられてた、だけ』
「白い液体、、っ！！」
『…、？大丈夫、？』
「大丈夫、！…だいじょう、、ぶ」
『…そっちも、なにか、あった、、？』
「いや、、違っ、、」
『…泣いてるじゃん』
「…そっちも、だろ」
『…怖いんだ』
「…こわい」
『…俺も、やだっ、。こわい』
「ぐすっ、」
『ううっ、、』
「『う、うわぁああん！！』」
俺らは、泣いた
何故か涙が出た
俺には、関係ないのに、、
ニンゲンさんの辛そうな姿見てこっちも辛くなった
助けてあげたい、でも、どうすればいい？
俺は、あの人の支えになれるのか、？
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作者名：結月 | 作成日時：2022年9月9日 23時
