Love you…xx (ページ20)

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story18 ページ20

｢はぁ…｣

ため息をついてから1人ポツンとテーブルに頬杖をついた。
あれから遅刻ギリギリだということに気づいた私は急いで学校に向かった。

いつもなら余裕で学校に着いている時間。
私は走って学校に向かい、午後の授業も終わって今やっと家に帰ってきた。

……で、今に至る。

｢なんか…いつも以上に疲れた…｣

遅刻はしそうになったけど、その後はいつもどおりの生活だった。
だけど、昨日から生活が変わったせいかまだ体が慣れてないみたいで、疲労感は半端ではない。

｢はぁーあ…｣

にしても、やっぱり広い。
リビングだと言っても…やっぱり広い。
芸能人なんだからこれくらいは普通なのだろうか？

それでも、一般人の私にしてみたら、かなり広い。

お隣のみっくんの家も、これくらい広いのか…と思うとちょっと覗きたくなってきた。

｢いや、ダメダメ｣

首をブンブン振って自分に言い聞かせる。
気分転換に、夕飯でも作ろう。

｢何かあったかな…｣

頬杖するのを止めて、私は冷蔵庫をあさる。
お、意外に揃ってる…。
買い置きでもしてるのかな？

ジュースもあるし…と思って冷蔵庫を物色していたとき、ガチャッと玄関の扉が開く音がした。

しばらくして橋本くんがリビングにやってきた。