玖拾 ページ40
「みんなでお揃いのリボン付けよっ！お願いっ。本当にお願いっ！！」
私はそれぞれ違った色のリボンを用意して、みんなに言った。
「なんで急にそんな事になったわけ〜？」
堕姫ちゃんがそう言うので、私は猗窩座さんの隣に座る。
「猗窩座さんに私のワンピース着せてお揃いにしたかったんだけどね、着せられない事に気がついたの！それで、何ができるかなぁって思いついた時、この紐っ、見て思いついたの！」
私は自分の髪を縛っている紐を指さした。
「最初は猗窩座さんと私で、同じリボン付けてお揃いしたかったんだけど、童磨さんもいて、どうせやるならみんな巻き込んじゃぇー！ってなったの！」
「…A…何故猗窩座にワン……ピタを…？」
黒死牟さんがそう言った時周りが一瞬静かになった。
「あ、えっと…一言で言えば、猗窩座さんが間違って私の胸に手が当たった……？みたいな！」
間違ってだよ？本当に間違ってなんだよと付け加えたが、その場が黒死牟さんの時よりも静かになった。
猗窩座さん、死んだ顔して謝ってくれたし、許してるんだけど。
「猗窩座…私の…言いたい事は分かるな…」
「猗窩座殿の変態〜」
「ヒィィ……あの御方に……！！恐ろしい、恐ろしい！」
「ヒョッ、ヒョッ今回ばかりは私も助けることは出来ませぬな！」
「え、それってヤバくない？お兄ちゃん……」
「荒れるなぁぁ。今夜は荒れるぞぉぉ…」
「大丈夫！私は本当に怒ってないよ！それにあれは仕方なかったから、猗窩座さん悪くないよ！でもお願い聞いて欲しいっ！みんなでお揃いのリボン付けよっ？」
「私は別にいいわよ。お兄ちゃんもいいわ。」
「……俺もなのかあぁ…？」
「お揃いやったぁ！」
「Aちゃん、俺もいいよ〜！沢山付けちゃってよ！」
「童磨さんもありがとうっ！」
その後、玉壺さんの壺を揺らして、許可をもらい、半天狗さんも、恐ろしいと言ってばかりなので勝手にリボンを付けた。
「黒死牟さんっ！」
黒死牟さんの前に正座して見れば、
「……今日……だけだ。」
「やったぁ！」
「さぁ、残りは猗窩座さんだけだよ。」
ふふっと笑うと猗窩座さんは長いまつ毛に縁取られた綺麗な目をぱちぱちさせた後ため息をついて、頷いた。
「……俺にリボンは付けるところがないと思うが…。」
「大丈夫っ！余裕だよっ。」
「ヒョッ……A様、私は…？」
「……あ」
「A様！！目をそらさないでっ！！」
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秋栄 - 李由華さん» おぉぉぉ！ありがとうございます！！続編は明日の0時ぐらいには出せればなと思っております！！深夜12時ぐらいにここに来ていただけたら、多分続編行けるはずです！！しっかりと期限までに出来るように努めてまいります！コメントありがとうございました！ (2020年5月3日 13時) (
レス) id: c61d719ffa (このIDを非表示/違反報告)
李由華 - 続編制作頑張ってください！ (2020年5月2日 21時) (レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
秋栄 - 鬼小夜千夢さん» アニメOPでも、少ししか映らないのにカッコ良さは際立って…もう無惨様は美しくカッコイイですよね！この作品でそう思っていただけたのなら光栄です！ (2020年4月30日 15時) (レス) id: c61d719ffa (このIDを非表示/違反報告)
秋栄 - ひろかさん» 鳴女ちゃん本当に可愛いですよねっ(*´▽｀*)私も大好きなんです！ (2020年4月30日 15時) (レス) id: c61d719ffa (このIDを非表示/違反報告)
鬼小夜千夢 - 無、無惨様！死にそうなぐらいかっこいいし……あぁもう死にそう(//∇//) (2020年4月29日 17時) (レス) id: 998332dba8 (このIDを非表示/違反報告)
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