叫び(シェアハウス) 3 (ページ8)

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真夜中の訪問者ページ8

翔side

俺、寝てたんだよ？
誰からかのノック音で起こされた…

「誰？」
？「俺」
「いや、誰」
智「大野」
「真夜中になんの用？」
智「開けて」

訳が分からない…なんで真夜中に？
とりあえず、鍵を開けた。
俺の安眠邪魔しやがって～

「で？」
智「明日の事だけど」
「あ～撮影ね」
智「うちの家の近くでするから」
「明日で良かったくない？」
智「それと」
「あ、無視ですか」
智「あの壁ドンさ、フラついたからでしょ？」
「流石wご名答」
智「見てたからね」
「だろうね。視線感じてたよ」
智「俺さ、ここで寝ていい？」
「は？なんで」
智「昨日の今日で…少し不安」
「あ～…俺がまた天国行きそうで？」
智「うん…」

心配性だなぁw夢にでさえ出てきてないのにw
仕方ないw一緒にねるか

「良いよ。隣おいで？」

ふはは。嬉しそうな顔。
俺と一緒の布団に入った智君は、俺を後ろから抱きしめる。背中に耳を付けて…感覚があるからさw

「俺の鼓動聞いてんの？」
智「ん…」
「安心した？」
智「んっ…」
「何泣いてんの？」
智「だって…」
「もぉ～w」

おれの心臓の音を聞いて泣き出した智君。
それだけ不安だったんだろう…
俺の腰に回ってる智君の手を握った。
強く…でも優しく。

「生きてるよ。大丈夫。」
智「もう、行ってみたかったなんて言わないで」
「わかったwもう寝よ？」
智「怖い…」

寝にくいので手を離そうとしたら…

智「ダメ…離さないで」
「なんで？寝にくいでしょ？貴方も」
智「ダメなの。」
「ふはは。不安？俺に抱き着いてるのに？」
智「お願い、朝までこの状態で居らせて」

なんて言ってくるもんだから、その通りにしようw
数分後、隣から寝息が聞こえた。

「寝たなwまぁ、俺、動けないけどw」

鍵閉めたっけなぁ～…いや、閉めてないなぁ～
この状態見たら勘違いされそう～

「智君…ごめんね。」

俺の腰に回ってた手を外し、ベットを抜け出し…鍵を閉めに行った。
経った数秒なのに…智君が目を覚まし…

智「しょおくん…戻ってきてぇ！行かないでぇ！」

って、急いで戻ると、さっきよりも強く俺を抱きしめ…「俺、まだ寝てない」って言い張ったw

「ハイハイ、もう寝ようね」
智「何処にも行かないで」
「行かないよ～」
智「もう…いっちゃ…や、だ」

あ、寝ちゃったw
逝かないよ。多分。
それは俺にも分からない。

明日はPV撮影。
楽しまなきゃねw
俺ら教師姿になるもんなぁ～

CGやべぇしw