今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,719 hit
小｜中｜大
fastdown ページ2
私がアメフトを始めようと思ったきっかけは中学生の時たまたま観たアメフトの試合だった。
頭を使った作戦！(テクニック)
敵を恐れずに突き進む速さ！(スピード)
そして、力と力のぶつかり合い………！(パワー)
「関東大会優勝は＿＿＿！神龍寺ナーガァァ！！！」
一斉に歓声が巻き起こった。
「(すごい、アメフトってすごい………！！)」
「(私も将来この神龍寺ナーガに入ってクリスマスボールに行くんだ！)」
でも現実はそう甘くなかった。
「はぁぁぁーぁぁ」
とにかく部活はないか調べてみたけど無かった。
「そうだよね。中学じゃあアメフト部なんてなかなかないよね。
私1人じゃ練習道具を買う予算もないや……」
それに女だし………。
近くにある社会人チームに練習だけでもと頼んだがそう一蹴されてしまった。
とぼとぼ歩いていると横からガシャンという機械音が聞こえた。
「んしょっと。」
見ると、ボロボロだがアメフトのライン用の練習道具があった。
「見てくれはボロボロだが頑丈よ。当面の練習台くらいにはなる」
「えっ！(たしか酒奇どぶろく先生…………？)」
「これでも昔ちょいとアメフトやっててな」
「でもどうして私がラインだって…？」
「オメー、昨日の試合でラインばっか見てただろう」
昨日、どぶろく先生も来てたんだ………！
「これで練習しなっ！！」
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←プロローグ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クラシック！ | 作成日時：2017年9月9日 15時
