【名探偵コナン】前世を思い出しちゃったんだけど最初から詰んだ【男主】

詰み15 ページ16

『はぁぁぁぁ…………』



「Aさんどうしたの？」


目の前にはクレープを持ったコナン





『いや…話していいんか分かんないんだけど…』




「え、そんな真剣なこと？」




『……』



「勿体ぶらないで話してよ！！」




俺は今昨日あった安室事件をコナンに話そうか迷っている

………このまま怪しまれるよりは正直に言った方がいいか(ヤケクソ)



『昨日ポアロに行ったらさ、安室さんが送っていくって言ってくれたんだけど…』



「へぇ！珍しいね！」



『乗った瞬間銃向けられたんだよね』



「え"っ」



『銃持ってて大丈夫なのあの人』



「…………」


コナン物凄く汗かいてんじゃん
…言わない方が良かったかな



『…大丈夫？コナン君』




「ぼ、僕もう帰るね！！！クレープ美味しかった！」


『まだ手に残ってんじゃん』





「バイバーイ！！！」と食べかけのクレープを持ちながら走って去って行った




『…避けることはやっぱムズいな』












コナンside






「安室さん！なんてことしてるの？！？！」



《あはは〜…本当にごめん、考えずにやってしまった…》



電話越しでも分かるほどしょんぼりしてる安室さん



「……で？どうだったの？」



《今の所怪しいところは無い、完全に白とは言いきれないがな》



「銃見られてる時点でほぼ終わりだけどね…分かった、ありがとう安室さん」





…何故Aさんは安室さんの事を俺に伝えたんだ？
怪しい…


あの人にも協力してもらおう

詰み16→←詰み16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す