【名探偵コナン】前世を思い出しちゃったんだけど最初から詰んだ【男主】

詰み13 ページ14

「すみません！急に知り合いから電話来たので出てもいいですか？」



『全然大丈夫だよー』



「ありがとうございますっ！」と言って外に走ってく
なーーんか俺と同類っぽいなこの子
別に遊んでやろうとか恋人になろうって気持ちは元から無かったけれど今物凄くこの子と友達になりたい



「ごめんなさい！急に用事が入ってしまって…図々しいんですけど連絡先教えてくれませんか？！」



『用事だったらしかたないね…大丈夫だよ、これが俺の連絡先ね。またお茶しよ』



「はっはい！！何処へでも飛んで行きます！！」



『ははっ頼もしいなぁ』



「お代は払わせてください！」と言ってお金を俺に渡して彼女は去っていった




『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…』



正直なこと言う、めっちゃ緊張した
ヘタレだって？？ははっ黙れ



背もたれにもたれかかってため息をついていると




「おや？彼女さんは帰ったんですか？」



『…安室さんですか…あの子は彼女じゃないですよ』



「へぇ、てっきり彼女かと」



何か怪しくねこの笑顔、怖いんだけど




「Aさんのその外見なら彼女の1人2人居そうですけどねぇ」



『ハハハーその言葉そっくりそのまま返しますねー』



お前29歳って信じねぇぞマジで
俺と同い年くらいに見えんじゃん



あ……安室さんちょっと隈出来てる
トリプルフェイスで忙しいんだろうな……そうだ、ヒロはどうなってるんだろう…



ん？




ヒロ？？？




その瞬間俺は1つの記憶を思いだした







『諸…伏？』






「は？」

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