【名探偵コナン】前世を思い出しちゃったんだけど最初から詰んだ【男主】

詰み12 ページ13

はーーいい天気
今日は休みだ。そこら辺ぷらぷらするか




「あのっ！」



『…ん？』



誰だこの子…

後ろを振り向くと髪はセミロングくらいの長さで大人しめなワンピースを着ている女の子が居た


コナンにこんなキャラ居たっけ？？いや、居ないな



「よ、良かったら一緒にお茶でも行きませんか！」



『俺と…？』



「はい！」



今までもナンパされることはあったのだが出来るだけ行かないようにしていた

コナンの世界に来てからじゃ初めてだな…


そう思い俺は優しく笑って




『丁度暇だったんで良いですよ』



「！！ありがとうございます！それじゃああそこでお茶しましょう！」



そう言って女の子が指さした場所は





ポアロ





oh...ちょっとまずいな




『分かりました』




HAHAHAー今はどうでもいいや









「いらっしゃいませー」




店の中には前居た金髪ゴリラはおらず梓さんが居た
やっぱ梓さん可愛いな


梓さんに案内されて俺達はテーブル席に座った



『何か注文する？』



「お、オレンジジュースで！」



『僕はアイスコーヒーにしようかな』



モジモジした感じで話す女の子
ナンパする感じに思えないんだけどなこの子

偏見は失礼か…



そして注文を終え俺は女の子と向き合った


「あの」


『ん？』


「はうっ！」


返答しただけで何かダメージ食らったようになる

この子発作が起こるタイプか



「お兄さんは何かモデルでもしていらっしゃるんでしょうか…？」



『いや、そういうのは一切してないかな』



「え？！勿体ない…」



んんん何かごめんなぁぁ



するとドアが開いて店内がザワつく

え、何



「あれ？今日は女の子を連れてるんですね」



『安室さん……』



何か嫌なタイミングだな…



「あ、え！…」



目の前の女の子は安室さんの顔面の暴力に耐えきれずに言葉が出ないようだ
分かるよ物凄く



「お客様、こちらオレンジジュースとアイスコーヒーになります！安室さん！買い出しありがとうございます！！」



結局今日シフトだったのかよ


「いえ、大丈夫ですよ！Aさんと貴方もゆっくりしていってくださいね」



『へい…』


「は、はい！」



もうダルい、本当に



「お兄さん安室さんと知り合いなんですかっ？！」



『断じて知り合いではないよ安心してくれ』



「お兄さん安室さんと並んでも綺麗ですね本当に…貢がせて貰えません？？？」




『キャラどうした急に』

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