【名探偵コナン】前世を思い出しちゃったんだけど最初から詰んだ【男主】

詰み11 ページ12

「Aさん待たせてごめんね？」



『途中で帰ろうか何回も考えたけどな』



「ｳｯすみません」



ビクッと体を震わせて謝るコナン

コナンじゃなかったら警察に預けて帰るぞ俺


『まぁ顔の良い爆弾物処理班に会えたから今日は許してやろう』



「爆弾物処理班？もしかして松田さん？」



『そうそう、話してて時間潰せたし良かった良かった〜何で爆弾物処理班なのにこんな所に居たのかは知らんけど』



「たまたま通りかかったのかなぁ？松田さんってどんな爆弾でも解体しちゃうんだよー！」



『へぇー、そういえば松田さんがコナンと事件で一緒になったって言ってたけど』



「ちょっと前に映画館に爆弾が置かれててね、僕もまたまた一緒に居て松田さんが無事処理してたよー！」



『そんな簡単に処理してるとこ見せて貰えるもんなんだなー』




「た、たまたまだよー！！」


わざとらしいなぁ…
てかやっぱりこの猫なで声違和感あるな…普通に喋ってくんないかな


するとコナンが急に止まった




『ん？どうした？』




「Aさんはさ…本当に大学に行く気が無いってだけで米花町に来たの？」



『え…』


鋭い真っ直ぐな目、周りは静かでここには俺とコナンしか居ない












まっっって何か勘違いされてない？？？？

ホントなんだって大学に興味が無かったのは
冷や汗やばいんだけどマジで答え方によっては拷問されそうなんだが






とりあえずここは


『ホントだって、まさかこんな犯罪だらけの町だとは思わなかったけど』







「…ふーんそっか！！」






『どうしたの急に』





「なんでもないよ！」



『………』




「待ってダッシュで走らないで？！？！小学生だよ僕！！！」






怖かったのでちょっとした仕返しだ



中身高校生の小学生に怖がる19歳ってマ？？？

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