キラリと光る探し物(前編) ページ9
〜ミレイside〜
夜。一人で、近所の川に来てみた。
……無くした物を探すために。……
7年前、ここで落とした物を。
〜山城 零の回想〜
?1「いたぞ!山城零だ!」
?2「影薄っ!気味悪ーい」
?3「なぁコイツ何つけてんだ?」
?1「おい、ちょっとよこせよ!」
「!!ッ」
軽い抵抗はしたものの、一瞬のうちに首から下げていた翡翠色の石を取られた。
?1「何だコレ」
?2「石かよ!地味な奴は持つものも地味だな!」
?1「こんな物捨てた方が良いよな!」
ボチャン!!(効果音)
「!!ッ……」
?3「ヘヘッ残念だったな!」
?2「そんなに大事なら後で探すこったな!」
?1「じゃあな、可哀想な幽霊!」
「…っ………………」
どうせ見つからない。そう思い、私は彼等とは逆方向に走って行った。
みつ編みのお下げ髪に暗めな翡翠色の目。暗い赤のランドセル姿だった小学校3年生の頃のこと……。
〜回想end〜
夜が明けた……
み「……ーい、ミレイ!」
「あっみなみ!?」
緩い坂の上。制服姿で自転車に乗り手を振っているみなみがいた。
み「夜遅くに出てって何やってんの?」
「探し物を……」
み「探し物なら任せなさい!」
と、いうわけで後編に続く……
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作者名:MARIE | 作成日時:2019年8月16日 17時