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〜第三者side〜

港台女子学園中等部、3年A組教室。

A子「ねえB子、隣の学校でさ、こんな噂が流れてるって!」
B子「ふーん…で、こんな噂ってどんな噂?」
A子「それはね……」

〜みなみside〜

5月下旬の朝。教室に入った私は、そんなまさか的な話を聞いてしまう。

A子「……隣街の綾影女子学園の高等部に、変わり者の女の子がいるって!」
「(変わり者?私とかなみの他に?)」
B子「変わり者?あー……『アレ』と同類か」チラッ
B子は、チラリと私を見た。私は、止めていた足を進める。そのすれ違い様に、A子は言った。
A子「らしいよ?一人で神社にいるとか、やたら独り言が多いとか」
一瞬、何か私と同じものを感じた。
まさか、その人も………
『見える』のだろうか……。

B子「あっ思い出した!その学校の友達から聞いたことある!確か……」
また、彼女達の話し声に耳を傾けてしまう。
B子「その子……よく陣を描いて、その中で何かを唱えてるって言ってた。あと、手首にミサンガを巻いてるとも」
A子「そう…何か不気味だよね、アレ以上に」チラッ
「………………。」
放課後、その神社に行ってみようか…

綾影少女(前編)→←キラリと光る探し物(後編)


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設定タグ:オリジナル , 幽霊少女 , 友情   
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
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作者名:MARIE | 作成日時:2019年8月16日 17時

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